堺正章、15年ぶりにフジ連ドラ出演! 『この素晴らしき世界』で芸能界のドン役
関連 :
堺正章がドラマ『この素晴らしき世界』(フジテレビ系/毎週木曜22時)に出演することが発表された。かつては“怪物”と言われた芸能界のドン役を演じる。堺がフジテレビ連続ドラマに出演するのは約15年ぶり。
【写真】堺正章演じる國東統次郎は若菜(若村麻由美)の芸能活動をバックアップしていた謎多き男
本作は、平凡な生活を送る“主婦”が、ひょんなことから芸能界で活躍する“大女優”になりすましながら二重生活を強いられてしまう“なりすましコメディー”。若村麻由美が主人公の浜岡妙子/若菜絹代という平凡な主婦&悪魔のような性格の大女優の2役を演じる。
現在2話まで放送されており、主婦・妙子(若村)が慣れない女優業をこなすドタバタを描いているが、今夜8月3日放送の第3話に堺正章が初登場。芸能界を裏で仕切っているドンという謎多き男役で、約15年ぶりにフジテレビ連続ドラマに出演を果たす。
作中では「かつて“怪物”と言われた男」「一度会ったら忘れられない迫力」と恐れられるような人物だが、日本を代表するマルチタレント&エンターテイナーで、ある意味芸能界を知り尽くす堺が、“最凶のドン”をどのように演じるのか?
堺が演じるのは、芸能界のドン・國東統次郎(くにさき・とうじろう)。主人公・妙子がなりすましている女優・若菜(若村)の映画デビュー作で監督を務め、それ以降も若菜の芸能活動をバックアップしていた謎多き男。かつては“怪物”と言われていたほどの性格で、芸能界の裏も表も知り尽くし、若菜と夏雄(沢村一樹)が結婚するきっかけとなった人物でもある。
國東は、若菜をはじめとした「プロダクション曼珠沙華」に関わる人物の過去をよく知っているようで…。後半のストーリーに向けて起こる、ある事件にも関わっている超重要人物となっている。
堺のフジ連ドラ作品への出演は『無理な恋愛』(2008)以来、約15年ぶり。芸能界のドンという、芸歴が70年以上になる堺にはある意味適役となりそうな國東統次郎。まだ作中では謎に包まれている若菜、夏雄をはじめプロダクション曼珠沙華の過去を知る人物は物語の中でどんな暗躍をするのか? 堺の出演、そして國東の中盤~終盤向けての動向にも注目したい。
プロデュース・鈴木吉弘は「日本のエンターテインメント界に圧倒的な影響力を持つ唯一の存在というかなりファンタジーな役どころを、どなたに演じていただいたら説得力があるのか? そう考えたときに、私にとって神様的な存在であり、香取慎吾版『西遊記』でお釈迦様の役を演じていただいた堺正章さんをすぐに思い浮かべました」と説明。そして、「もしも仮に、堺さんが怖い人だとしたらどんなに怖いことだろう……。想像してみてください。異次元レベルの存在感に背筋がゾクゾクするようなシーンが撮り上がりました」と語った。
ドラマ『この素晴らしき世界』は、フジテレビ系にて毎週木曜22時放送。