鈴木亮平、10月期・日曜劇場『下剋上球児』で主演 弱小野球部の顧問役で「目下練習中」
関連 :
鈴木亮平が主演する新・日曜劇場『下剋上球児』(TBS系)が10月よりスタート。鈴木は『TOKYO MER~走る緊急救命室~』以来約2年ぶり、2度目の日曜劇場主演を務める。
【写真】鈴木亮平、約2年ぶりに日曜劇場に凱旋 「見どころの1つは球児たちの成長」
本作は高校野球を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描く、ドリームヒューマンエンターテインメント。「下剋上球児」(カンゼン/菊地高弘著)にインスピレーションを受け企画され、登場する人物・学校・団体名・あらすじはすべてフィクションとなる。
主演の鈴木亮平は、日曜劇場初主演となった『TOKYO MER~走る緊急救命室~』で、コンテントアジア賞でベストアジアドラマ部門最優秀賞を受賞するなど国内外で高い評価を受け、同作も映画化するなど大ヒット。また、今年2月に公開されロングヒット中の映画『エゴイスト』では恋人とその母へ愛情を注ぐゲイの主人公を演じ、繊細な演技が高く評価され「第22回ニューヨーク・アジアン映画祭2023」でライジングスター・アジア賞(Rising Star Asia Award)を受賞した。そんな鈴木がこのたび、日曜劇場に約2年ぶりに凱旋し、2度目の主演を務める。
今回、鈴木が演じる主人公の南雲脩司(なぐも・しゅうじ)は、三重県立越山(えつざん)高校に赴任して3年目の社会科教員。大学まで野球一筋でやってきたものの、怪我をきっかけに引退。大学中退後はスポーツトレーナーとして働いていたが、教師になる夢を捨てきれず、32歳で大学へ再入学し教師になった。教員生活を送る中、地元の大地主の孫が入学したことを機に、廃部寸前の弱小野球部の顧問を担当することになり、日常が一変する。プライベートでは2児の父であり、妻と共働きで義父と同居しており、家庭のことも積極的にこなす一面もある。
これまで、暴力団の組長、漫画家、救命救急医、テレビ局員の政治記者など個性が強くクセのあるキャラクターを演じることの多かった鈴木。本作ではめずらしく、一見どこにでもいそうな“ごく普通”の教師を演じる。野球部に関わることで変わっていく南雲を、数々のキャラクターに命を吹き込んできた鈴木がどのように演じるのか。新たな一面に期待が高まる。
スタッフ陣は、『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』『最愛』『MIU404』『アンナチュラル』をはじめ、多くのTBSの人気ドラマを世に送り出してきた新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督。多くのドラマファンに愛される2人のタッグによる初の日曜劇場枠の作品となる。
さらに、2人の作品の脚本をこれまでも数々手掛けてきた奥寺佐渡子がストーリーを紡いでいく。3人が手掛けた『最愛』は、第59回ギャラクシー賞テレビ部門選奨、東京ドラマアウォード2022の作品賞連続ドラマ部門グランプリなど数多くの賞を受賞し高評価を得た。心のひだの部分にも光を当て、登場人物のリアリティと深い描写力が光る最強チームで送る新たな日曜劇場作品に期待が高まる。
今後、鈴木演じる南雲を取り巻く家族や同僚、生徒を演じる多彩な俳優陣が、随時発表される。
鈴木は「今回演じるのは元高校球児で、大学で色々なことがあり野球は辞めてしまったのですが、先生になるという夢を諦められず36歳にして先生になった、まだまだ新米な3年目の先生です。役作りにあたって、僕自身、野球は未経験なので目下練習中です! あとは、大谷翔平選手の試合を観に行って、ホームランを見てきました! これはちょっと誇れます(笑)」とコメント。
そして、「今回の大きな見どころの1つとして、球児たちの成長があります。共演する球児役の子たちが本当にキラキラしていて、野球が好きな子たちで、俳優としても、球児としても一生懸命好きなものに向き合っている姿を皆様に見ていただければ、彼ら一人一人のことを応援したくなると思います」と見どころを。
自身は「実は甲子園球場で2年間ビール売りのアルバイトをしていたのですが、夏の甲子園になると毎試合、負けてしまうチームがあって、そこで彼らの夏が終わってしまうという姿を見てきました」と明かし、「今回そんな彼らのように甲子園を目指す球児たちの裏にある想いを先生として一緒に体験していく、そしてそんな彼らと甲子園に出られたとしたら、何を思うのだろうと今から楽しみです」と期待を寄せている。
日曜劇場『下剋上球児』は、TBS系にて10月より毎週日曜21時放送。
鈴木、新井プロデューサー、塚原監督のコメント全文は以下の通り。
注)このドラマは「下剋上球児」(カンゼン/菊地高弘 著)にインスピレーションを受け企画しましたが、登場する人物・学校・団体名・あらすじはすべてフィクションです。