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『アナログ』“悟”二宮和也を取り巻く個性豊かなキャラたち! 関係性が分かる場面写真が公開

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映画『アナログ』場面写真
映画『アナログ』場面写真(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.

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二宮和也

波瑠

リリー・フランキー

鈴木浩介

円井わん

ビートたけし

 二宮和也が主演し、波瑠がヒロインを演じる映画『アナログ』より、悟(二宮)と彼を取り巻く個性豊かなキャラクターたちを捉えた、両者の関係性が伝わるような場面写真が解禁された。

【写真】『アナログ』場面写真 リリー・フランキーや鈴木浩介らが二宮和也と共演!

 本作は、ビートたけしによる小説を原作に、いつの時代も変わらない愛の原点=“好きな人にただ会える喜び”を描いたラブストーリー。主演・二宮とヒロイン・波瑠は、本作が初共演となる。

 手作り模型や手描きのイラストにこだわるデザイナーの悟(二宮)と、携帯電話を持たない謎めいた女性・みゆき(波瑠)の出会いは、行きつけの喫茶店「ピアノ」。2人は互いの連絡先を交換せず、「週に一度、木曜日にピアノで会いましょう」と約束を交わし、かけがえのない時間を積み重ねる。

 悟はみゆきの素性を何も知らぬまま、プロポーズすることを決意する。だが、約束の当日に彼女は現れなかった。その翌週も、翌月も…。なぜみゆきは突然姿を消したのか? 彼女が隠していた過去、そして秘められた想いとは?

 二宮演じる悟の周りには、2人の恋を優しく見守る喫茶店「ピアノ」のマスター(リリー・フランキー)や、カタカナ用語を多用し仕事の手柄を横取りする上司(鈴木浩介)など個性豊かな面々がずらり。このたび解禁されたのは、そんな周囲の人々と悟のコミュニケーションシーンを捉えた、彼らの関係性がにじみ出るような場面写真。

 喫茶店「ピアノ」のマスター・田宮は、いつも静かにカウンターにたたずみ、週に一度木曜日にここで会う約束を交わす悟とみゆきの関係を誰よりも近くで見守っている。2人が会えた日には笑顔で店から送り出し、どちらかが来ることができず会えなかった日には、ずっと待ち続ける片一方の姿を優しく見届けている。

 そんな慈愛に満ちたキャラクターを演じたリリー・フランキーは「とにかく目立たないように」ということを意識して演じたと明かす。共演した二宮については「(共演する度に)本当に毎回素晴らしいなと。二宮君の作る雰囲気に引っ張られ、それがすごく理知的でもあり動物的でもあるというか。稀有な俳優さんだと思います」と語っている。

 また、悟が勤めるデザイン会社の面々も個性派揃い。直属の上司である岩本(鈴木浩介)は、「ドラスティック」「イシュー」といったカタカナビジネス用語を多用し、悟や部下たちを困惑させるキャラクター。悟はそんな岩本に自身のデザインをとられ、度々手柄を奪われているが、あまり気にしていない様子。アフロヘアの同期・坂上(今井隆文)や後輩の吉田(円井わん)からは「永遠に部長(岩本)のゴースト」と言われ、少しはプライドを持った方がいいと呆れられている。場面写真からは、みゆきの前での姿とはまた違った悟の一面が伺える。

 二宮は、悟を演じる上で意識したことを聞かれると「僕自身がいろんな人と会った時に、そのいろんな人ごとに僕の印象があるように、自分で自分を『こうなんで』と決める必要はないと思っています。僕が客観的に悟を見てしまうと、誰が悟を主観で見るんだということになります。僕が唯一考えなくていいキャラクターは自分が演じる役、と思っているので基本的には僕はあまり考えないですね。だから、みゆきさんや友達やお母さん、会社の人たちなど、周囲の人と一緒にいるときに、その人たちに向ける様々な顔があるということだけで充分なのかなと僕は思っているんです」とコメント。悟と周囲の登場人物の関係にも注目しながら映画を観ると、また違った悟の一面に気づくことができるかもしれない。

 映画『アナログ』は、10月6日より全国公開。

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