二宮和也&波瑠とインスパイアソングを手掛けた幾田りらが鼎談! 映画『アナログ』SPトーク映像解禁
二宮和也が主演し、波瑠がヒロインを演じる映画『アナログ』より、二宮、波瑠、インスパイアソング「With」を手掛けた幾田りらの3人が鼎談するスペシャルトーク映像が解禁された。
【動画】二宮和也&波瑠×幾田りら スペシャルトーク映像
本作は、ビートたけしによる原作小説を映像化したラブストーリー。二宮演じる主人公の悟と、波瑠演じる携帯を持たない謎めいた女性・みゆき。喫茶店で出会ったふたりが交わした、たったひとつの大切な約束。「毎週木曜日に、この場所で会いましょう」。携帯電話で気軽に連絡が取れる現代に、あえて連絡先を交換せずに、週に一度だけ“会うこと”を大切にしてゆっくりと関係を紡いでいく…。
このたび、二宮、波瑠、本作のインスパイアソング「With」を書き下ろした幾田りらの3人が、楽曲の制作秘話や映画の撮影の裏側などを語り尽くすスペシャルトーク映像が解禁。3人は初対面ということで、緊張した面持ちでスタートした鼎談だったが、楽曲や作品を通してそれぞれの想いを語っていくうちに雰囲気は和やかなものになり、ファン垂涎のレアなエピソードも次々と飛び出した。
まずは映画の感想について聞かれると、幾田は「大号泣しました。生きるってなんだろう、愛ってなんだろうという気持ちで作品を鑑賞しました。お2人の演技やお話しも素晴らしくて、自分の生き方を立ち返れるような…大切なものを教えてもらえた映画でした」と、真剣な表情でコメント。
続いて、インスピレーションのまま書き上げたというインスパイアソング「With」について「映画を見た後に“こんな音が欲しい!”というのがすぐに下りてきて、そこから“こんなアレンジの提案をしてみよう!”というイメージもすぐに出来上がっていました。自分の人生を変えてくれるほどの運命的な出会いとは、それまでの色々な選択について辻褄があったように感じられる瞬間なのだと思っていて。映画を見たときに(この考えが)一致したので、そんな自分の経験をなぞらえながら書けたらいいなと思っていました」と、自身の経験を落とし込んで制作したと語った。
また、「劇中で悟とみゆきが運命の出会いをしたように、自身もこれまでの運命の出会いがあったか」と聞かれた際、幾田は「19歳の頃に出会ったYOASOBIの相方のAyaseさんです。今のスタッフとAyaseさんが先にYOASOBIを立ち上げて、そのボーカルにSNSで歌の動画をアップロードしていた私を見つけてもらったんです。見つけてもらえるまでの過程も含めて運命だと思いました」と、今や世界的な人気を誇るユニット「YOASOBI」の結成秘話を感慨深い表情で明かした。
そんな幾田の楽曲「With」について、二宮は「歌がうまいだけじゃない。表現とか感情が乗っかっているので、本当に良い曲に仕上がっています。映画に寄り添ってくれていると思いましたし、映画が輝く曲を作ってくれたのだと思いました」と手放しで称賛。波瑠も「キラキラしたものが耳から入ってきて心が動かされる。幾田さんのそんな魅力が伝わってきました」と、楽曲の持つパワーや魅力を称えた。
なお映像では、印象的なシーンとして二宮があげたそば打ちシーンのメイキング映像も初解禁。二宮が「1時間くらいかけてそば打ちの最初から撮影したにも関わらず、本編で使われていた部分は…」と、苦笑しながら当時のエピソードをユーモラスに披露。そのほかにも、3人が「最近号泣した」エピソード、二宮と波瑠が語る「運命だと思う出来事」など、普段語られることのない貴重トークが満載されている。
映画『アナログ』は、10月6日より全国公開。