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大沢たかお、実写化不可能と言われた『沈黙の艦隊』完成に感無量「議論が巻き起こる問題作になる」

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大沢たかお、『沈黙の艦隊』完成報告会・完成披露舞台挨拶に登場
大沢たかお、『沈黙の艦隊』完成報告会・完成披露舞台挨拶に登場 クランクイン!

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 俳優の大沢たかおが24日、都内で行われた映画『沈黙の艦隊』完成報告会&完成披露舞台挨拶イベントに登壇。大沢はプロデューサーとしても本作に携わっているが、作品完成に熱い思いを吐露していた。イベントには、玉木宏、ユースケ・サンタマリア、中村蒼、中村倫也、水川あさみ、笹野高史、夏川結衣、江口洋介、吉野耕平監督、原作者のかわぐちかいじ氏、Amazonスタジオのダナエ・コキノスも参加した(かわぐち氏は会見のみ、笹野は舞台挨拶のみの出席)。

【写真】玉木宏、中村倫也、江口洋介ら豪華キャストが集結

 1988~96年に「モーニング」(講談社)で連載された、累計発行部数3200万部(紙・電子)を突破したかわぐちかいじの大ヒットコミック『沈黙の艦隊』を、大沢たかお主演で実写映画化。圧倒的な世界観で、「核の国際秩序」という禁断のテーマを投げかける、緊迫のアクション・ポリティカル・エンターテインメント作品。

 会見には原作者のかわぐち氏も参加。やや緊張した面持ちの大沢だったが、かわぐち氏が「試写を観て、いかにこの作品が面白かったかということを伝えたいと思います」と述べると笑顔を見せる。

 かわぐち氏は「絶対実写化できないように漫画を描いている」と語っていたが、完成した映画を観て「登場人物が生きていないとその世界が嘘八百になってしまいますが、この映画では(大沢演じる)海江田艦長が動くと周りが生き生きしてくる。とても生命力を感じる」と称賛し「原作の面白さを再確認できる作品でした。ありがとうございます」と感謝を述べる。

 大沢は「30年前に描かれた作品をなぜいま実写化するのか、不思議に思っていた」と松橋真三プロデューサーから声を掛けられたときの気持ちを吐露すると、「2年ぐらい前から準備し、当時はうまくいかなかったのですが、いろいろなご縁があって軌道に乗り、ようやく来月公開を迎えることになりました。海上自衛隊も『今だから協力したい』と言ってくださいました。いま『作れ』と言われていたような気がしています。2023年、この映画を観ていただいて、議論が巻き起こる問題作になるのかな」と語っていた。

 舞台挨拶では、多大なる協力を得たという防衛省、海上自衛隊の隊員たちが映画を鑑賞。大沢は「この作品は防衛省、海上自衛隊の協力がなければ完成することができませんでした」と感謝を述べると、「無理難題もありましたが、笑顔で対応していただきました。ようやく映画が完成して、観ていただけること、嬉しい反面、ちょっと緊張や不安もあります」と胸の内を明かしていた。

 「本当に実写化不可能と言われていたかわぐち先生の原作を、たくさんの方の尽力のおかげで完成できたこと感謝します」と語った大沢。続けて「たかが映画、されど映画だと思って参加した作品。願わくは日本の子どもたち、世界の子どもたちにとってより良い未来になるきっかけになれば」と思いを馳せていた。
 
 映画『沈黙の艦隊』は9月29日公開。

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