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『らんまん』万太郎、徳永&大窪に再会も“不穏な空気” 「田邊教授みたい」「変わった」

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連続テレビ小説『らんまん』第106回より
連続テレビ小説『らんまん』第106回より(C)NHK

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田中哲司

 神木隆之介が主演を務める連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第22週「オーギョーチ」(第106回)が28日に放送され、植物学教室に戻った万太郎(神木)が、徳永(田中哲司)や大窪(今野浩喜)と再会。不穏な空気の中での対面となると、ネット上にはさまざまな声が上がった。

【写真】明日の『らんまん』場面カット 万太郎(神木隆之介)、徳永(田中哲司)からある指令が下される

 教授となった徳永から正式な助手として迎えられた万太郎は、7年ぶりに植物学教室に戻る。教室に徳永がドイツ語であいさつをしながら入ってくると、若い学生たちに万太郎を紹介。そして徳永は万太郎に教授室へ来るよう伝えると、再びドイツ語で「では諸君。今日も植物学を始めよう」と呼びかける。

 万太郎は教授室で改めて対面した徳永に、留学先のドイツについて質問。すると徳永は「確かに行かなければ分からなかった」とつぶやき「標本を集めてきた歴史が違う。数で勝てるわけがない」と答える。万太郎が「その…勝ち負けでは…」と違和感を口にすると、徳永は「勝ち負けなんだ」と明言し、植物学教室は国の金を使って、国家の求めに応じて研究していると告げる。

 そして徳永は、ドイツの植物学界では顕微鏡を使った解剖学に注目が集まっていると説明すると、その分野の研究で日本の植物学が世界の頂点に立てる可能性もあると熱っぽく語る。

 “勝ち負け”にこだわる徳永に違和感を抱える万太郎が、1人教室でたたずんでいると、そこへ大窪が入ってくる。大窪は植物学が次の段階へ進みつつあると話し「地べたはいずる植物学なんぞ終わったんだ」と言い放つと「俺は切られたよ」と打ち明けるのだった。

 植物学の進化や教室の変化が描かれ、第106回が幕を閉じると、ネット上には「徳永教授がドイツ被れに…」「昔の田邊教授みたい」「すっかり変わってしまわれたのね…」などのコメントや「不穏な空気が…」「せっかく植物学教室に戻ってきたのにいろいろ切ない」「月曜からハードモード全開だな」といった投稿が相次いでいた。

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