『ゆりあ先生の赤い糸』鈴鹿央士・木戸大聖・田中哲司が菅野美穂を“翻ろう”!?　新キャスト発表

ドラマ

公開日：2023/8/30 10:00

『ゆりあ先生の赤い糸』鈴鹿央士・木戸大聖・田中哲司が菅野美穂を“翻ろう”!?　新キャスト発表の

【写真】鈴鹿央士、ファースト写真集より「脱ぐ予定はなかった」海でのカット

　本作は突然、要介護状態となった夫と、夫の“彼氏”、“彼女”、“隠し子”と同居を始める、踏ん張る“おっさん”主婦の数奇な人生＆家族の物語。原作は、今年の「第27回手塚治虫文化賞」で頂点となる「マンガ大賞」に輝いた入江喜和による同名漫画だ。脚本は『僕の生きる道』シリーズ（フジテレビ系）や『フリーター、家を買う。』（フジテレビ系）、向田邦子賞を受賞した『モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど〜』（テレビ朝日系）などの社会派ヒューマンドラマを多数手掛けてきた橋部敦子が手掛ける。

　《かつてない地味でタフで明るい“踏ん張るおっさん主婦”ヒロイン》が、突然目の前に現れた夫の“彼氏”、“彼女”、“隠し子”と《奇妙な同居生活》を開始!?　時にぶつかり合い、時に手を取り合い…みんなで意識不明状態となった夫の介護に勤しみながら、これまで想像もしなかった《数奇な人生》と《血の繋がりを越えた“家族”の絆》を編み上げていく――。

　そんな《現代の新しすぎるヒロイン》を中心に織りなす《新時代のホームドラマ》から、新たなキャスト情報が到着！　昨年出演した『六本木クラス』（テレビ朝日系）や『silent』（フジテレビ系）で一躍脚光を浴びた鈴鹿央士、2018～2021年に『おとうさんといっしょ』（NHK Eテレ）、2022年にはNetflixドラマ『First Love 初恋』に出演し注目を集め、役者としてもめきめき頭角を現している木戸大聖、そしてオファーが絶えない実力派俳優・田中哲司――菅野とは初共演にして、彼女が演じる主人公・伊沢ゆりあの平凡な人生を180度変える男たちを演じるキャストが決定した。

　すべてはこの男から始まった…!?　その男とは田中哲司が演じる、ゆりあの夫・伊沢吾良。一発当てた後は鳴かず飛ばずの小説家という、うだつの上がらない男でありながらも、その優しさは天下一品。常に穏やかで、平和な空気を漂わせているが…。その裏には、長年連れ添ったゆりあですら、まったく想像の及ばなかった“別の顔”が！　なんと突然ホテルで昏倒し、意識不明の要介護状態となった吾良の傍らには、さめざめと泣きながら“恋人”だと名乗る美青年がいて…!?　あろうことか《吾良を「パパ」と呼ぶ2人の女の子》と、その母親である《吾良の彼女》までもが出現。そんな多面的な男を、田中が微に入り細を穿つ芝居で立体化。「吾良さんの気持ちが分かるような気がします」という田中が真摯に演じる“彼氏”への想い、そして妻や“彼女”たちへの想いから目が離せない。

　そんな田中が「僕自身もドキッとしてしまうかもしれません（笑）」と言うのが、吾良が昏倒した際に一緒にいた“彼氏”＝箭内稟久を演じる鈴鹿央士。冷たく感じるほど周囲とは距離を置く、超クールなイケメン・稟久。しかし、彼の吾良に対する愛はとてつもなく熱い…！　そのありったけの愛を込めて吾良のことを「ゴロさん」と呼び、ゆりあや吾良の“彼女”の前でも堂々と愛情を露呈する稟久――そんな一途な美青年を、鈴鹿が全身全霊をささげて熱演。「“ゴロさんが好き”という気持ちを軸に、突き進んでいければ…。ちょっとふわっとしていてつかみどころのない部分も含め、ちゃんと稟久の感情に寄り添って、上手く芝居で表現したいです」と力を込め、かつてない役どころに挑む、今もっとも目が離せない若手俳優・鈴鹿。彼が果敢に開拓する新境地に期待したい。

　さらに…意外にも恋多き（!?）夫とは対照的に、長年ときめくこともなかった主人公・ゆりあにも、やがて恋の予感が到来!?　そのお相手となるのが、ブレイク必至の注目株・木戸大聖が演じる、誠実な若き便利屋・伴優弥。吾良を自宅で介護するため、家の改装が必要となったゆりあ。その改装を請け負ったことがきっかけで、奇しくもゆりあと同じ読みの「優里亜」という名の息子をワンオペで育てる伴とゆりあの間には、徐々に恋心が芽生えていき…!?　原作を読んで「伴ちゃんがすごく好きだった」という木戸。そのまっすぐな思いを胸に、初挑戦となる父親役、そしてヒロインへの恋心をつぶさに体現すべく奮起する木戸の一挙手一投足にも注目だ。

　ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』は、テレビ朝日系にて10月より毎週木曜21時放送。

　コメント全文は以下の通り。