高橋文哉×志尊淳『フェルマーの料理』に細田善彦、宇梶剛士、高橋光臣の出演決定
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高橋文哉と志尊淳がダブル主演する10月スタートのドラマ『フェルマーの料理』（TBS系／毎週金曜22時）の追加キャストとして、レストラン「K」の副料理長役で細田善彦、岳（高橋）の父親役で宇梶剛士、謎の男役で高橋光臣の出演が発表された。
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小林有吾の同名漫画を実写化する本作は、数学者への道を挫折した天才数学少年・北田岳（高橋）が、謎多きカリスマシェフ・朝倉海（志尊）と出会い、「料理の世界」に導かれ、数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく姿を描く。
海が経営する二つ星を獲得した新進気鋭の超一流レストラン「K」で、唯一の女性シェフ・赤松蘭菜（小芝風花）や世界中から集まる実力あるシェフたちと切磋琢磨（せっさたくま）し、誰も到達していない“料理の真理の扉”を開くべく、“料理×数学”で前人未到の世界に挑む、若きプロフェッショナルたちの青春ストーリーだ。
二つ星レストラン「K」の副料理長・布袋勝也を演じるのは細田善彦。布袋は料理長になれる技量・才能を持っているが、海の才能にほれ込み「K」の副料理長として働いている。店の立ち上げ当初からのメンバーである布袋は、厳しく厨房（ちゅうぼう）全体をまとめ上げながらも、スタッフの誰からも愛されている存在だ。そんな布袋だが“永遠のナンバー2”としての苦悩もあり…。
岳の父親・北田勲を演じるのは宇梶剛士。勲は「北田バイシクル」という自転車販売店を細々と営みながら、優秀な数学の才能を持つ息子を男手ひとつで育て上げてきた。岳の数学者になるという夢をかなえてやるため、必要なお金を一生懸命工面してきたのだが、岳が数学者の道を諦めると聞き動揺する。
ドラマのオリジナルキャラクターで上半身裸の謎の男・淡島優作を演じるのは高橋光臣。服についたソースを洗い落とす手間を省くためディナーのたびに上半身裸になる淡島は、いたって“合理的”で謎な男。たびたび、海と仲村トオル演じる渋谷と密会している。淡島の正体はいったい…？
細田は「小林有吾先生の『アオアシ』が大好きな自分にとって、本作のストーリーも一気に引き込まれるもので、気づけば劇中に出てくるナポリタンを実際に作っていました（笑）。布袋は竹を割ったような性格で、新人の岳を厳しくもあたたかく見守り、カリスマ的存在の海にも意見を言えるキャラクターです。そんな布袋を力強く演じたいと思います。レストランを舞台にどのような人間模様が展開されるのか、ご期待ください」とコメント。
宇梶は「今回お話をいただいて感じたのは、子どもが成長するにつれて自分自身の道を見つけたときに、塊としての親子という関係でなく、1人の人間として個々の親子という関係が始まっていくのが深いということです。ドラマを通じてこの関係を大切に見つめて、その時間を大切に生きてみたいと思います。今まで父親の役はたくさん演じてきましたが、子どものことを最優先に考えて愛情を表現するような役は初めてな気がします」と話す。そして「息子の岳役の高橋さんとの共演は初めてですが、感性が鋭く繊細なイメージがあります。自分と似ている部分があると感じるので、親子役を演じるのが楽しみです。誰でも“明日”というのは初めて生きる日になるので、息子がはじめての世界に飛び込んでいくのを一緒にご覧いただき、新しい“明日”という扉を開けていただけるとうれしいです」と言葉を寄せた。
高橋は「まず今回お話を頂いて、ダブル主演の高橋文哉さんと志尊淳さん、このお二人と一緒に作品づくりができることがとても楽しみです。そして、この度頂いた淡島優作役は原作にはいない登場人物になります。なので私も今のところどうなるのかまったく想像もつきません。ただただ誠実に役と向き合い、料理を題材にしたこの作品のスパイスになれたらいいなと思っております」と意気込んでいる。
金曜ドラマ『フェルマーの料理』は、TBS系にて10月より毎週金曜22時放送。
