山田涼介の新境地! 映画『BAD LANDS バッド・ランズ』、山田演じる“ジョー”二面性が垣間見える場面写真
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安藤サクラが主演を務め、Hey! Say! JUMPの山田涼介と共演する映画『BAD LANDS バッド・ランズ』より、山田の類いまれな表現力を示す新たな場面写真2点が解禁された。
【写真】山田涼介が新境地開拓! 映画『BAD LANDS バッド・ランズ』場面写真
本作は、『検察側の罪人』や『関ケ原』など数々の話題作を手掛けてきた名匠・原田眞人監督が、人間を突き動かす欲望を描いてきた作家・黒川博行による重厚な傑作小説『勁草(けいそう)』を映画化したクライムサスペンスエンタテインメントだ。
この度、『燃えよ剣』(2019)で沖田総司を演じて以来、2度目の原田監督作品への参加となる山田の新たな場面写真2点が解禁となった。
初主演映画『映画 暗殺教室』で日本アカデミー賞新人俳優賞、『グラスホッパー』で日本映画批評家大賞新人男優賞、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』と『鋼の錬金術師』でキネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を受賞するなど、俳優としても着実に実績を重ねてきた山田。幅広い役柄をこなせるその類まれなる表現力で、今作では特殊詐欺に手を染めることでしか生きていくことの出来ない<持たざる者>の危うい姿をリアルに描き出している。一方で、血が繋がらないながらも唯一の家族であるネリ(安藤)を心の拠り所にし、愛し守ろうとする“愛くるしい弟像”も同時に表現し、この2つの軸でジョーというキャラクターを魅力たっぷりに作り上げている。
本作への出演が発表された際には、原田監督の「沖田総司が現代に甦ったらこうなるのではないか、というコンセプトのもと山田涼介に参加してもらいました。沖田以上に切なく危険な若者を演じきった涼介の天才に私は魂を食いちぎられました」というラブコールとも言えるコメントが話題となり、山田には大きな期待の声が寄せられていた。
そんな山田は今回、『燃えよ剣』の撮影時には叶わなかった監督や共演者とのコミュニケーションをとることができたそうで、「前回はとにかく緊張していたんですけど、今回は役どころもメインだったので、自分から積極的にアドリブを考えて提案しました。そういうことを求められるのは、ちゃんと役者として見てもらえている感じがして嬉しかったですね」と自信を覗かせる。
初共演となった安藤も「ネリからはジョーを必要以上に近づかせないよう牽制するセリフが多いけど、ネリが言葉で何かを投げかけると、山田くんが必ずそれをキャッチして投げ返してくれるんです」と、絶大な信頼を寄せており、先日の完成披露試写会の場では「山田涼介と“ジョー”は、映画の歴史に残る役との出会いだと思う」とその演技を大絶賛。安藤との抜群の相性で生み出されたネリとジョーのバディ感は、苦しいほどにリアルで切なく、そして愛しく美しい見応え抜群の143分を描き出している。
映画『BAD LANDS バッド・ランズ』は、9月29日より全国公開。