クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

安藤サクラ&山田涼介「これ以上できないぐらい頑張った」 映画『バッド・ランズ』舞台あいさつで撮影裏話も

映画

映画『BAD LANDS バッド・ランズ』大阪凱旋舞台あいさつより
映画『BAD LANDS バッド・ランズ』大阪凱旋舞台あいさつより(C)2023『BAD LANDS』製作委員会

関連 :

安藤サクラ

山田涼介

Hey! Say! JUMP

サリngROCK

原田眞人

 映画『BAD LANDS バッド・ランズ』大阪凱旋舞台あいさつが、23日、映画の舞台となった大阪で行われ、主演の安藤サクラ、共演の山田涼介、サリngROCK、大阪在住キャストの田中沙依、山田蟲男、一木美貴子、そして原田眞人監督が登壇した。

【写真】姉弟役の安藤サクラ&山田涼介ほか、サリngROCK、大阪在住キャストも登壇! 映画『BAD LANDS バッド・ランズ』大阪凱旋舞台あいさつの様子

 22日には「公開直前プレミアイベント in 大阪・てんしば」を行った安藤、山田涼介、原田監督。この日の舞台あいさつでは、安藤は「昨日大阪でイベントをやったので、ホームだと思ってリラックスしています…! 上映後のみなさんと初めてお話しできる機会なので、とっても楽しみです!」とあいさつ。山田涼介は本イベントに応募が殺到していたことに触れて「みなさんすごいですね…! 上映後なので、撮影の裏話を共有できたらなと思っています!」と期待を寄せた。

 サリngROCKは、「初めまして! 映画初出演だったので、このような場に呼んでいただけてびっくりしています。すごく緊張していますが、よろしくお願いいたします!」、原田監督は、エンドロール後に劇場外までの拍手が聞こえていたことを聞き「劇場の中にいて、一緒に体験したかったです。昨日も来ていただけた方もいるようで、ありがとうございます!」と作品への反響の喜びと共にあいさつした。

 特殊詐欺を生業とする主人公のネリと、その弟ジョーによる予測不可能なクライムサスペンスが描かれる本作。壮絶な過去を背負いながらも、強く優しく生きるネリを演じた安藤は、大阪での撮影について、「西成で撮影した時に、役のビジュアルのせいか“お前許可もろてんのか~”と、実際に地元の方に絡まれたんです(笑)。でも悪い感じは全然しなくて、興味を持ってくれたのかなと逆に温かさを感じました!」と裏話を暴露。監督も「あの街の空気感に合っている、レトロな感じがしたね!」と当時を振り振り返った。

 純粋無垢で無鉄砲なサイコパス・ジョーを演じた山田涼介は、関西では滋賀での撮影のみだったため「安藤さんのスケジュールには大阪撮影が入っていると聞いて、“いいな~”と羨ましかったです(笑)」と残念がった表情を見せた。すると、すかさず安藤が「でもさっきお好み焼き食べたもんね?」とフォロー。姉弟のような見事な掛け合いを見せた。

 裏賭場の帳付で裏社会での黒い仕事を仲介する謎多き女・林田役のサリngROCKは、今回のオファーに関して「“え、なんで私?”と思いました…!」と、大抜てきに信じられなかったよう。すると監督から、「最初、映像に興味がないからって断られたんですよ!」とリークが。それに被せて山田涼介も「サリngさんのお芝居を見て、監督、涙流しながら笑ってましたよね?」と追加すると、監督からサリngに関西を代表する女優・浪花千栄子さんのモノマネをするよう演技のオーダーがあったことが明らかに。無茶ぶりにも応えながらも、サリngは本作で華々しくスクリーンデビューを飾った。

 原作『勁草』刊行時(2015年)に、自ら映画化制作を志願したほど作品の世界観に引き込まれたという原田監督は、キャストたちの演技に関して「これ以上のものは望めない、パーフェクトなものだった! この2人(安藤と山田涼介)の演技を見ていると、編集しながら涙ぐんでしまいました」と、満足げな様子。安藤は「私たち、これ以上できないぐらい頑張ったよね!」と山田とサリngと肩を寄せた。

 さらに、この日は映画に出演した大阪在住のキャストの田中沙依、山田蟲男、一木美貴子の3名も登壇した。オーディションで原田の手によって選ばれたという田中は、「関西人として、大阪が舞台のかっこいい作品に出られたことが嬉しいです。撮影初日に“ようこそ原田組へ”と声を掛けていただけて、“すごい所に来たんだな…”と震えました」と話した。「突劇金魚」としてサリngと共に活動している山田蟲男は、「初めての映画出演だったので緊張しましたが、サリngもいたので和やかにやらせていただきました」と言い、劇中でも2人で存在感を放った。

 また、ダブル山田(涼介と蟲男)による共演シーンがあったものの、一言も会話していないという事実が発覚…。現場の緊張感が垣間見えた一コマだった。一木は、冒頭の重要なシーンに登場する役を担っており、「“ちょっとだけ”安藤さんの方言指導をさせていただきました」とユニークにあいさつ。登壇者全員から「ちょっとだけじゃない!」と総ツッコミを受けたが、安藤からの信頼が厚く「耳なじみが良くて楽しかったです!」とのコメントも。三者三様の関わり方で、それぞれのキャラクターを見事に演じ切った。

 最後に、監督は「また大阪に戻ってくるので、盛り上げてください! みんなで一緒に頑張りましょう!」、山田涼介は「かっこいい日本映画になりました。ここからはみなさんの手で育てていただければ嬉しいです!」、そして安藤は「みなさんも“共犯者”ですので、身近なお父さん世代にもお声がけいただけたら嬉しいです!」と、改めて作品をアピールし、2日間による大阪での凱旋イベントは幕を下ろした。

 映画『BAD LANDS バッド・ランズ』は、9月29日より全国公開。

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る