杉野遥亮「自分にとってかけがえのないものに」 『ばらかもん』クランクアップ! 子役・宮崎莉里沙らも号泣
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杉野遥亮が主演を務めるドラマ『ばらかもん』(フジテレビ系/9月20日最終回)がクランクアップ。主演の杉野をはじめ、宮崎莉里沙、豊嶋花、近藤華がコメントを寄せた。
【写真】杉野遥亮のクランクアップにずん・飯尾和樹がサプライズ登場!
同名漫画を実写化した本作は、書道だけを支えに孤高に生きてきた都会育ちの青年書道家・半田清舟(杉野)が、五島列島で出会った琴石なる(宮崎莉里沙)ら島民たちとの交流を通じ、書道家として、そして人間としても成長していくハートフル“島”コメディー。
長崎・五島列島でクランクインしてから約3ヵ月以上の撮影期間をともにしてきたキャスト、スタッフ陣は、撮影最終日となったこの日も抜群のチームワークで順調に撮影を進めていた。カメラが回ると真剣な表情で演技に集中する一同だが、カットがかかると杉野を中心に和気あいあいとした雰囲気で過ごしていた。
杉野より先にクランクアップとなった宮崎は、寺田藍月、加藤叶和と同じシーンが最後の撮影となり、カットがかかると普段から“先生”と呼び慕う杉野から3人へ花束が手渡された。一人一人あいさつをしていくが、現場が大好きでいつも元気いっぱいの3人は、これまでの撮影を振り返り大号泣。そんな3人につられて、まだ撮影が残る杉野、豊嶋、近藤も思わず涙目に。そして、スタッフから「最後にやりたいことがあるんだよね?」と声を掛けられた3人は、本作の主題歌「Moon」のダンスを、杉野らに手拍子してもらい優しく見守られながら仲良く披露した。
また、その後のシーンで豊嶋と近藤の“美和タマ”コンビも仲良くクランクアップ。近藤が「まだあさっても撮影があるような気がしていて…」と切り出すと、周囲から「明日はないの?(笑)」と突っ込みが入り、和やかな雰囲気に。涙をこらえ、言葉に詰まる近藤に杉野が「撮影楽しかった?」と聞き、優しくフォローする場面も見られた。いつも元気な豊嶋も「“Wはな”コンビでやれたことがとてもうれしかったです。本当にこの作品に携われたことが私にとっての宝物です!」と話すとその目には涙が浮かび、最後には近藤と抱き合って互いにこれまでの撮影をねぎらった。
そして、本作のオールアップは、杉野演じる清舟の自宅でのシーンに。杉野は最後まで繊細に丁寧に芝居を紡ぎ、監督からOKが出ると思わずホッとした表情を浮かべる。スタッフからの「このシーンを持ちまして、半田清舟役の杉野遥亮さんオールアップです!」という掛け声の後、なんとサプライズで郷長の木戸裕次郎を演じた飯尾和樹(ずん)が杉野のクランクアップに駆けつけた。飯尾から花束を受け取った杉野は「みんなが少しずつ紡いでいって『ばらかもん』という作品が出来上がって、ご縁やつながりをすごく感じた作品になりました。みんなで達成したゴールだと思っています」とその熱い胸の内を語った。
さらに、河野圭太監督から撮影期間中の写真をまとめたフォトアルバムもプレゼントされ、それをパラパラめくると杉野の目が潤む。感無量の杉野が泣きながら「作品を作っていくためには子どもたちに厳しく接しなければいけないところもあって。今日子どもたちが無事にクランクアップして、お父さんのような先生のような気持ちになりました。自分にとってすごくかけがえのないものになったなと思います」と話す姿はまさに“半田先生”そのものだった。キャスト、スタッフから慕われ、頼れる座長のあいさつで本作の撮影を締めくくり、終始温かい空気に包まれながらクランクアップを迎えた。
ドラマ『ばらかもん』最終回は、フジテレビ系にて9月20日22時放送(放送開始時間変更の可能性あり)。
コメント全文は以下の通り。