手塚治虫原作のアニメ映画『火の鳥 エデンの花』場面写真到着 時空を超えた愛のスペクタクルアドベンチャー
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手塚治虫の名作漫画を原作とするアニメ映画『火の鳥 エデンの花』より、本作初解禁となる場面写真が到着した。
【写真】ロミとコムの旅路をたどる映画『火の鳥 エデンの花』場面写真ギャラリー
“漫画の神様”とうたわれ、今も世界中で敬愛される巨匠・手塚治虫。その代表作にしてライフワークともなった不朽の名作『火の鳥』全12編のうち、地球と宇宙の未来を描いた「望郷編」が、ついに初のアニメーション映画化を果たす。製作期間7年をかけて入魂のスペクタクル巨編を完成させたのは、アートな映像作品を生み出し続けるSTUDIO4℃。
地球から遠く離れた辺境の惑星・エデン17に降り立った主人公ロミの人生を描く、あまりにも壮大な愛と冒険の物語。時空を超えた旅路の果てに、ロミが見出す「故郷」とは? その深遠なラストシーンは、この星に生きるすべての人の胸に響きわたる。
監督を務めるのは、『鉄コン筋クリート』『ムタフカズ』などで独自の作風を発揮してきた稀代のクリエイター、西見祥示郎。声優陣には、主人公ロミ役の宮沢りえをはじめ、窪塚洋介、イッセー尾形、吉田帆乃華、浅沼晋太郎、木村良平ら豪華な顔ぶれがそろう。
このたび、本作初解禁となる場面写真が到着した。辺境惑星エデン17へたどり着いたロミは、最愛の夫・ジョージを事故で失い、残された息子・カインと共に生きる事を決意。カインのために自分の命を少しでも引き延ばすためにコールドスリープに入るが、目覚めるとそこは1300年後の世界だった。
子孫によって繁栄したエデン17でロミは女王として迎えられるが、家族を失い1人残され、日増しに寂しさは募るばかり。その悲しみと望郷の思いを知った優しい少年・コムの誘いで、ついに地球へ帰るために宇宙へ飛び出す。
解禁された写真では、コールドスリープ中や、1300年の眠りから覚めて変わり果てた町に驚がくするロミの姿が切り取られている。さらに宇宙空間を雄大に舞う火の鳥、偶然立ち寄った襲いかかってくる星、宇宙空間を漂う中で出会った地球の宇宙飛行士・牧村、そして変わり果てた地球の都市が映るカットも。ロミがたどる運命と、彼女たちの冒険の軌跡が垣間見える。
地球を目指した望郷の旅の果てに、ロミとコムは何を見るのか? 彼女たちが見つけたものとは? 手塚治虫が全人類に打ち鳴らした警鐘とあふれ出す愛のメッセージがいまスクリーンによみがえる。
アニメ映画『火の鳥 エデンの花』は、11月3日より全国公開。