“羽柴秀吉”ビートたけし、“明智光秀”西島秀俊、“織田信長”加瀬亮ら、映画『首』キャラクタービジュアル&PV解禁
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北野武監督最新作『首』より、羽柴秀吉(ビートたけし)、明智光秀(西島秀俊)、織田信長(加瀬亮)ら“仁義なき戦い”を彩る曲者たちが集結した10名のキャラクターPVとキャラクタービジュアル15種が一挙解禁された。
【動画】羽柴秀吉(ビートたけし)、明智光秀(西島秀俊)、織田信長(加瀬亮)ら10種! 映画『首』キャラクターPV
本作は、北野監督が初期の代表作の1本『ソナチネ』と同時期に構想し、30年もの長きに渡って温め続けていた戦国スペクタクル映画。巨匠・黒澤明が生前「北野くんがこれを撮れば、『七人の侍』と並ぶ傑作が生まれるはず」と期待していた念願の企画の映画化だ。“本能寺の変”が、戦国武将や忍、芸人や百姓といった多彩な人物の野望や裏切り、運命とともに描かれ、キレ味抜群のバイオレンスと笑いをはじめとした北野ワールドのエッセンスが全開する。
天下統一を掲げる織田信長は、毛利軍、武田軍、上杉軍、京都の寺社勢力と激しい戦いを繰り広げていたが、その最中、信長の家臣・荒木村重が反乱を起こし姿を消す。信長は羽柴秀吉、明智光秀ら家臣を一堂に集め、自身の跡目相続を餌に村重の捜索を命じる。
秀吉の弟・秀長、軍司・黒田官兵衛の策で捕らえられた村重は光秀に引き渡されるが、光秀はなぜか村重を殺さず匿(かくま)う。村重の行方が分からず苛立つ信長は、思いもよらない方向へ疑いの目を向け始める。だが、それはすべて仕組まれた罠だった。果たして黒幕は誰なのか。権力争いの行方は。史実を根底から覆す波乱の展開が、“本能寺の変”に向かって動き出す―。
この野心作に、豪華&異色のキャストが集結。北野武自らが“本能寺の変”を策略する羽柴秀吉を飄々(ひょうひょう)と演じ、織田信長に複雑な感情を抱く明智光秀を西島秀俊が演じる。加瀬亮が狂乱の天下人・織田信長を怪演し、浅野忠信と大森南朋も秀吉を支える軍師・黒田官兵衛と弟の羽柴秀長をユーモアたっぷりに演じ切る。さらに、中村獅童が秀吉に憧れる百姓・難波茂助を演じ北野組に初参戦を果たす。そのほか、木村祐一、遠藤憲一、桐谷健太、小林薫、岸部一徳らが歴史上の重要人物に独自のキャラクターでなりきっている。
このたび、“仁義なき戦い”を彩る曲者たちが集結した10名のキャラクターPVとキャラクタービジュアル15種が一挙解禁。キャラクターPVでは、武将、百姓、芸人と立場の違うキャラクターがそれぞれの野望を滾(たぎ)らせる様子が映し出される。人の良さそうな顔をしながらライバル武将たちを唆(そそのか)す【信長の跡目を狙う腹黒いサル】羽柴秀吉(ビートたけし)、強すぎる忠義心ゆえに謀反を決意することとなる【信長に忠義を誓う裏切り者】明智光秀(西島秀俊)、高笑いで家臣を次々に足蹴にする【“イっちゃってる”天下人】織田信長(加瀬亮)。
さらに、【侍大将を夢見る元百姓】難波茂助(中村獅童)、【知略を巡らすワルい軍師】黒田官兵衛(浅野忠信)、【兄の威を借る腰巾着】羽柴秀長(大森南朋)、【秀吉に仕える元忍者の芸人】曽呂利新左衛門(木村祐一)、【信長に<首>を狙われる謀反人】荒木村重(遠藤憲一)、【抜け目ない飄々“タヌキ”】徳川家康(小林薫)、【暗躍する茶人】千利休(岸部一徳)といった、クセ強のキャラクターが勢ぞろい。本作のキャッチコピー「どいつもこいつも狂っている」の通り、スピーディーで緊迫感あふれるPVとなっている。
キャラクタービジュアルには、PVの10名に加え、斉藤利三(勝村政信)、般若の佐兵衛(寺島進)、服部半蔵(桐谷健太)、森蘭丸(寛一郎)、弥助(副島淳)の姿も。本当の“裏切り者”は誰なのか。果たして、この“首”の価値はいかに。
映画『首』は11月23日より全国公開。