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NHK新BSプレミアムドラマ第1弾『仮装儀礼』放送決定 青柳翔と大東駿介が“宗教”立ち上げる

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ドラマ『仮想儀礼』ビジュアル
ドラマ『仮想儀礼』ビジュアル(C)NHK

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大東駿介

 NHK新BS第1弾となるプレミアムドラマ『仮装儀礼』が、12月3日より全10回で放送される。主演は青柳翔と大東駿介が務める。

【写真】プレミアムドラマ『仮装儀礼』主演の青柳翔&大東駿介

 「宗教を作ろう。食っていくために」無職の男2人が、やけっぱちで立ち上げた“サービス業”――それは「宗教」だった。“無宗教”と言いながら、クリスマスを祝い、神社にお参りし、仏式で葬儀を行ったり。験を担いでみたり、パワースポットを訪ねたり。信仰心は持っているのに、「宗教」となるとタブー視したり、遠ざけたりしがちな日本社会。「宗教」って、なんだろう? このドラマは、今こそ「宗教」についてマジメに考える、面白くも哀しき物語である。

 元・エリート公務員の正彦(青柳)と元・ゲーム会社社員・誠(大東)は、ある日突然職を失った。やけっぱちで始めたのは、「宗教」という名の「ビジネス」だった。適当につけた教団名「聖泉真法会」のホームページを立ち上げ、正彦は「教祖」となった。チベットの密教など様々な宗教を継ぎはぎにした教えを基に、身の上相談から始めると、思いのほか人々が訪ねてくる。儀式の作法や本尊の用意など、その場しのぎでなんとか切り抜けていた。しかし、ある企業の社長がパトロンとなった事から、「聖泉真法会」は飛躍的に成長する。教団施設の提供、多額の献金……信者の数は気付けば5000人を超えていた。正彦は、当初の目的である「金儲け」に成功する。しかし、素人である自分を心の底から信じる信者達の存在や、教団が大きくなっていくことに戸惑いを感じていた。そんな中、信者達が独自の解釈で「教義」を発展させ、教団は思いもよらない災難に巻き込まれていく……。

 原作者の篠田節子は、ドラマ化に対し「活字では表現し得ない世界を、魅力的なキャストの皆様が、ときに熱くときに冷徹な演技で見せてくれるはずです」と期待を寄せる。主演の青柳は「信心とはなにか? 何者になりたいか? を追求していけたらと思っております」と意気込み。大東は「この撮影中ふと、僕らがしているのは、日々脚本というある種の仮想を現実にすべく向き合う儀礼のようなものだなと思いました。それを実現させるためには何より信じる力が必要で。無闇に信じることの危うさを感じる反面、無垢に信じることの尊さを感じます」とコメントした。

 プレミアムドラマ『仮想儀礼』は、NHK BSプレミアム4K(新BS4K)/NHK BS(新BS2K)にて12月3日スタート。毎週日曜22時放送。

※キャスト・スタッフのコメント全文は以下の通り。

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