ポール・マッカートニー、ジョンとジョージがいないことにいまだに悲しくなる
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伝説のロックバンド、ザ・ビートルズ。ポール・マッカートニーは、ジョン・レノンとジョージ・ハリスンが他界したことに今もまだ心の折り合いをつけるのが難しいそうだ。Timesのインタビューで、辛い心のうちを明かした。
【動画】ザ・ビートルズの“最後の新曲”「Now And Then/ナウ・アンド・ゼン」オフィシャルMV
ザ・ビートルズの“最後の新曲”「Now And Then/ナウ・アンド・ゼン」を11月2日にリリースしたポール。「とても愛する人がいたとして、お互いを離さないという考え方が好きだ。多くの場合、それは相対的なもので、手放したくなくとも相手が去ってしまうこともある…人はそれを死という。そんな時、彼らは記憶の中にとどまり、心の中に居続ける。僕とビートルズのメンバーにおいては、確かに真実だ」とコメント。
1980年にこの世を去ったジョン・レノン、そして2001年に亡くなったジョージ・ハリスンの写真を見ると、彼はいまだにほろ苦い感情に襲われるそうだ。
「“彼らと知り合えてラッキーだ”と思う反面、もう彼らがいないと思い、悲しくなる。ジョージの写真を見ると、一緒にヒッチハイクをして、道路わきに座り、クリームライスを買ったことを思い出す。ジョンともヒッチハイクをした。パリまで行ったよ」と続ける。
「記憶が全部あふれ出す…だけど、彼らはもういないんだ。心の折り合いをつけるのが難しいけれど、良い思い出もたくさんある。これが僕の状況だ」と語った。
ザ・ビートルズ27年ぶりとなる新曲は、ジョンの生前デモテープに収めたものを、AIの力を借りて仕上げた。3日には、ピーター・ジャクソンがメガホンを取ったMVがYouTubeで公開され、新たに発掘されたメンバー4人の姿が収められている。
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