亀梨和也主演『怪物の木こり』、東京国際映画祭やジャパンプレミアなどの模様を収めた特別映像到着
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亀梨和也が主演し、三池崇史が監督を務めた映画『怪物の木こり』より、東京国際映画祭やジャパンプレミアなどの裏側を収めた特別映像「プレミアイベント編」が解禁された。
【動画】亀梨和也、菜々緒、三池崇史監督らが集結! 映画『怪物の木こり』“プレミアイベント編”特別映像
2019年第17回「このミステリーがすごい!大賞」を受賞した倉井眉介の同名小説を実写化した本作は、サイコパスVSシリアルキラーの壮絶なバトルを描いた超刺激サスペンス。目的のためには殺人をもいとわないサイコパスの弁護士が、連続猟奇殺人犯に報復を誓う。
このたび、「バルセロナ編」「シッチェス・カタロニア国際映画祭編」に続き、3週連続SPECIAL WEEK企画の第3弾として特別映像「プレミアイベント編」が解禁された。先日開催された第36回東京国際映画祭の特別招待上映(ガラ・セレクション部門)にて、豪華キャストが集結したレッドカーペットと完成報告会、ジャパンプレミアの裏側を余すことなく届ける。
東京国際映画祭の開幕式となる10月23日、華やかな装いでレッドカーペットに参加した亀梨、菜々緒、三池監督、そして“怪物の木こり”。スマートに菜々緒をエスコートしながら堂々とステージに立った亀梨は、「このような場に参加させていただけることを光栄に思っています。この期間、映画を通じてみなさんにとって素敵な時間が流れることを祈っております」と挨拶し、映画祭のスタートを切った。
レッドカーペットに降り立った4人は、亀梨が手にしたカメラに収まり、「レッドカーペットこれから歩きまーす!」と笑顔。亀梨はファンの歓声に手を振って応えながら、「華やかな時間を過ごして非常に楽しませてもらっています」とコメント。東京国際映画祭へ初参加となった菜々緒も、「皆さん盛り上がっていて、街の活気も戻っているようですごく嬉しかったです」と語り、それぞれ映画祭の雰囲気を満喫している様子だ。
今回、レッドカーペット上で亀梨が撮影した写真も解禁された。日本での初お披露目を前に、東京国際映画祭を楽しむ亀梨、菜々緒、三池監督、そして”怪物の木こり”の姿が収められている。
続いて映像は、10月31日に行われた亀梨、菜々緒、吉岡里帆、染谷将太、三池監督らが登壇した完成報告会見へ。三池監督に「誰がどう見てもサイコパスっぽい(笑)」と二面性を明かされた亀梨は、「この仕事を始めて今年で25年。普段の自分とどちらが本当の自分なのかなって。でもこのプロモーション期間を経て、俺はそういう人間なんだなって思いました(笑)。だからあんなに自然体で現場に立っていられたんだと腑に落ちました」と笑顔で振り返る。
菜々緒は自身が演じたプロファイラーの役づくりについて、「立ち居振る舞いや仕草など、ここまで細かい所まで意識して作り上げたキャラクターは初めてでした」と役柄へのアプローチ方法を明かした。三池監督初参加の吉岡は「新たな扉を開かされました」と語り、初日から猿ぐつわを噛まされたという一同衝撃のエピソードを披露した。
一方、三池組常連の染谷は、今回初めて最後まで死なない役を演じ、「逆に死なないことに不安で(笑)」と語りながらも、「ハラハラドキドキのサスペンスの後に、その後まさかの感動が来る。まさかサイコパスに泣かされるとは…。グッときました」と映画の感想を熱弁。吉岡も「何度も何度も裏切られて、こんなにも新しい映画ができるのかと驚きました」と語り、裏切りの連続の末に訪れる衝撃のラストを賞賛した。
また、映像には、登壇者の中で一番サイコパスだと思う人物をそれぞれが発表する場面も。一番サイコパスな人物は誰だったのか? 衝撃の結果が本映像で発表される。
同日の夜に行われたジャパンプレミアの舞台あいさつには、完成報告会のキャストに加えて中村獅童が参加し、日本初上映を前に豪華キャストが勢ぞろい。映像には、客席を沸かせた通路からの登場からステージ上へのラインナップまで、さまざまなアングルから舞台あいさつの模様が収められている。
この日はハロウィンということで、怪物の木こりのお面を被った大勢の観客に大きな拍手で迎えられ、舞台あいさつがスタート。亀梨が3度目の共演となる菜々緒について、「お互いのお芝居の変化を構築しながら本番を迎えられて楽しかったです」と語ると、菜々緒も「亀梨さんは本当に多才。どこまで進化していくんだろうと。今回の役は亀梨さん以外に考えられないくらいハマり役です」と絶賛。お互いの信頼関係をうかがわせる掛け合いを見せた。
ところが、亀梨がそれぞれのキャストの印象を語るなか、中村への言及を忘れ、中村自身が「オイッ!」とツッコミを入れる場面も。亀梨とプライベートでも親交がある中村は、クランクアップの際のとあるエピソードを披露し一同は大爆笑した。
最後に亀梨は、サスペンスの枠に収まり切れない本作について「表面の奥にあるメッセージを感じ取って、まずは皆さんのピュアな感覚を大切に、何も考えずに観ていただきたいと思います」とコメント。映像は、キャストと監督の並々ならぬ作品への思いと、終始『怪物の木こり』チームの仲の良さがうかがえる内容に仕上がっている。
映画『怪物の木こり』は、12月1日より全国公開。