「男性の身体について、誰も何も言わない」ビリー・アイリッシュ、男性に対するボディイメージ発言が物議
これまで、自分のボディイメージに対する困惑や闘いを公に語ってきたビリー・アイリッシュ。Variety誌の特集号で、男性のボディイメージについて語ったコメントが物議を醸しているようだ。
【写真】ファンを騒然とさせたビリー・アイリッシュの生々しいタトゥー
Variety誌の「パワー・オブ・ウーマン」特集の表紙を飾ったビリーは、「男性の身体について、誰も何も言わない」とコメント。「筋肉質だったらクールだし、そうでなくでもクール。極端に細くてもクールだし、ビール腹でもクール。ぽっちゃりしてたっていいよね! 皆、どんな身体でも気に入る」「なんでだと思う? 女の子は優しいから。その人そのものを見てるから、気にしないんだよ」と語った。
しかしMailOnlineによると、このコメントがX(旧ツイッター)で注目され、物議を醸しているようだ。あるユーザーは、「セレブは何もわかってなくてウケる」とツイート。また、「ビリーのことは大好きだ。だけど、男たちはいつでも身体について批判に晒されている。男からも女からも、太りすぎとか、痩せすぎとか、いろいろね。女性が長年晒されてきたの程酷いとは言わない。そんなの間違ってる。だけど、非現実的なスタンダードが社会的に作られているから、男も体について不安を抱えてる。女性ほど、ボディイメージについて反論することが許されていないからじゃないかな」と綴るユーザーも。「女の子が優しい…? そんなこと、高校で学ばなかったけど?」との声もあったそうだ。
なおビリーはこのインタビューで、「性的に見られないようにしていたわけじゃなかった。だけど、自分の体に触れてほしくなかった。視覚的にもね。見せるほど強くもなかったし、自信もなかった。あの頃に見せて、何かを言われていたら、完全に絶望していたと思う」とコメント。特にデビュー当初に感じたボディイメージに対する不安感を明かしている。