万博350億円巨額モニュメントは必要? 「分かりやすいメリットがない」「万博を成功させるしかない」の声
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お笑いコンビ・EXITがMCを務める『ABEMA Prime』が16日に放送。この日の放送では、街のランドマークやシンボルとなる「モニュメント」に着目。大阪・関西万博では、350億円をかけた巨大な木製リングを作ることも踏まえながら、多額なコストをかけたモニュメントの必要性を考えた。
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番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITのりんたろー。は「娯楽やエンターテイメントが多様化している中で、人を呼びこむのであれば“SNS映え”の観点も大事。東京タワーやハチ公などはスマホで全貌を撮影できるけど、万博のリングは1周が2キロとすごく大きい。引きで撮影したとしても、存在がぼやっとしちゃう。モニュメントとしては、分かりやすさが必要だったのでは?」と指摘。また、これが万博閉幕後に解体される方針だと紹介されると、「半年だけなのであれば、廃材や不法投棄されたもので作るなど、メッセージ性を持たせても良かったのでは?」とコメントした。
相方の兼近大樹は「もう着工しているから、途中で止めた方が結果的にみんなが損をする。こうなった以上、僕たちは次のアクションとして万博を成功させて、このリングを作った意味を見出すしかない」と提案しました。
また、万博について、兼近さんは「分かりやすいデメリットとして“莫大な費用”や“大阪市民の負担”が叫ばれている一方で、分かりやすいメリットがない。『経済効果が見込まれる』『将来に語り継がれる』と言われているけど、今の段階では実感することができない。だから、騙されているように感じ、異議を唱える人が増えているのではないか?」と主張。その上で、「僕たちが協力して、『万博は成功だったね』という方向に導いてあげることで、全員の“得”に繋がるはず。今は『万博イヤだな』と思っている人も、協力して成功することでその気持ちが報われるんじゃないかな?」とコメントした。
『ABEMA Prime』はABEMAにて毎週月曜から金曜21時放送。