黒柳徹子、7年かけた『トットちゃん』アニメ映画に涙 あいみょんからの手紙も
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黒柳徹子、大野りりあな、滝沢カレン、八鍬新之介監督が18日、都内で開催された映画『窓ぎわのトットちゃん』完成披露舞台挨拶に出席。黒柳は映画の仕上がりに笑顔を見せたほか、主題歌を担当したあいみょんへの思いも語った。
【写真】トットちゃんの声に抜擢された大野りりあな
第二次世界大戦が終わる少し前の激動の時代を背景に、自身の幼少期を自伝的に描いた小説「窓ぎわのトットちゃん」のアニメ版。完成した映画について、黒柳は「いろんなことが思い出されただけでなしに、当時の世の中とか、当時のトットちゃんの学校とか、そういうものが本当に自分が行っていた時のことのように描かれていて。お友達も本当に当時のお友達のようでした」と感慨深げにコメント。
また「(試写が)終わったときには涙がちょっと出たんです」と明かし「7年かけて作ってくださったものですので、それは並大抵の大変なことではなかったと思います。一つの作品に7年もかけてっていうのは、本当に心からお礼を申し上げます」と感謝の気持ちを語り、大野のボイスアクトについては「とってもかわいかったです」と頬を緩めた。
大石先生役の滝沢は「憧れですし、妖精のような方なので、どうやって自分みたいな人間がこの世界に入れるかなっていうのは、強く思ったところでした」とも語り、これに黒柳は「光栄でございます」とにっこり。「純粋で、それからとっても、なんて言ったらいいのかしら。普通、あんまりいない女の子のように思います。純粋で、本当にちょっと形容しがたいんですけど(笑)」と滝沢の人柄を評していた。
この日は小林先生役の役所広司、ママ役の杏からビデオメッセージが上映されたほか、主題歌『あのね』を担当したあいみょんからの手紙を黒柳が朗読する一幕も。あいみょんは黒柳からの指名があったことや、紅白歌合戦でのやり取りなどを振り返った。黒柳はあいみょんの手紙について「とっても嬉しかったです」と感謝の思いを語り『あのね』については「とってもいい音楽だと思いまして」「すごくいい曲だなと、つくづく思いました」と絶賛していた。
映画『窓ぎわのトットちゃん』は12月8日公開。