主題歌はあいみょんの書き下ろし 映画『窓ぎわのトットちゃん』予告編解禁
黒柳徹子の自伝を原作とするアニメ映画『窓ぎわのトットちゃん』の主題歌が、あいみょんが本作のために書き下ろした「あのね」に決定。このたび予告編とともに解禁された。
【動画】あいみょんが書き下ろした主題歌「あのね」も流れる映画『窓ぎわのトットちゃん』予告
女優、タレント、司会者、エッセイスト、ユニセフ親善大使などあらゆる顔を持ち、博識でありながらその愛らしい人柄で幅広い世代から支持を集め、今もなおその姿をテレビで見ない日はない黒柳徹子。彼女が、第2次世界大戦が終わる少し前の激動の時代を背景に、自身の幼少期を自伝的に描いた「窓ぎわのトットちゃん」が、「劇場版ドラえもん」シリーズで数々の大ヒット作品を世に送り出してきた八鍬新之介監督によってアニメーション映画化される。
何事にも好奇心旺盛でお話好きな小学1年生のトットちゃん(=黒柳徹子)が、落ち着きがないことを理由に通っていた小学校を退学になってしまい、東京の自由が丘に実在した“トモエ学園”に転校することから物語が始まる。大人の読者たちが驚くほど強烈なトットちゃんの個性と思わず笑ってしまうおちゃめな日常生活。まだ多様な個性が認められていない当時としては珍しい、子どもの自主性を重んじる教育を掲げた“トモエ学園”の、ユニークな校風と恩師となる小林校長先生や友人たちとの出会いなど数々のエピソードが心を打つ。
あいみょんは本作のオファーを受け、本楽曲を書き下ろし。その優しく包み込むような歌詞とメロディーは本作で描かれている家族愛や友情などを想わせる。小児マヒを患い思うように体を動かすことができないため、何事にも消極的になってしまう泰明ちゃんに対し、持ち前の明るさでさまざまなことに一緒に挑戦しようとするトットちゃん。次第に泰明ちゃんも心を開き2人の間には深い友情が芽生えていく。あいみょんも「制作途中の映像を観させてもらった時涙が出ました。お腹の真ん中から胸を通ってまっすぐ瞳に熱いものが上がってくる感覚です」と身体全体で感じとった本作への熱い想いを語る。また、「生きてきた時代の記録や記憶は違えど、今 同じ時代を生きてることが喜びですし私を選んで下さった徹子さんに感謝でいっぱいです」とコメントし、黒柳へのリスペクトと感謝を寄せている。
儚げな中に凛としたたたずまいを感じさせる歌詞とメロディーは、トットちゃんが泰明ちゃんを思う優しい気持ちのように、映画を観たすべての人の心にしみわたる、どこまでも暖かい楽曲だ。
予告編では、前の学校を退学になって落ち込むトットちゃんに「君は、ほんとうは、いい子なんだよ」と、頭を撫でながら語りかける小林校長先生や、パパやママ、そして担任の大石先生など、温かく見守る大人たちの姿が描かれている。友人らとの、なんでもない日常が、いつだって大冒険に変わってしまうトットちゃんの毎日。そして、泰明ちゃんと共に悪戦苦闘しながらも木登りを頑張る姿やプールや腕相撲をして充実した日々を過ごす姿。
活き活きとした日常の一方、最後には、「君のこと、忘れないよ」とほほ笑む泰明ちゃんに、トットちゃんもまた涙をこらえながら「私も、忘れない」と約束する。やがて来る、抗うことのできない運命や、時代の流れに翻弄されるトットちゃんたちですが、あいみょんが歌う「あのね」は、そんな彼らにどこまでも優しく寄り添う。
さらにトットちゃんのお転婆でお茶目な日常を切りとった本ポスタービジュアルと場面写真6点も解禁された。
アニメ映画『窓ぎわのトットちゃん』は、12月8日より劇場公開。
あいみょんのコメント全文は以下の通り。