第47回日本アカデミー賞正賞15部門各賞、新人俳優賞が決定! 主演賞候補に鈴木亮平、水上恒司、綾瀬はるから
関連 :
第47回日本アカデミー賞の正賞15部門各賞、新人俳優賞が決定した。主演賞候補に『エゴイスト』の鈴木亮平、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の水上恒司、『リボルバー・リリー』の綾瀬はるから、作品賞候補に是枝裕和監督『怪物』、山崎貴監督『ゴジラ-1.0』、新人俳優賞にアイナ・ジ・エンド、福原遥、高橋文哉などが選出された。
【写真】『リボルバー・リリー』 綾瀬はるか、『怪物』安藤サクラらが優秀主演女優賞に!
その年の日本映画界を締めくくる映画賞である日本アカデミー賞も今年で47回。2023年1月1日~2023年12月31日までに公開され選考基準を満たした作品(日本映画149作品、外国映画221作品)に対し、日本アカデミー賞協会会員(3950名)による投票が行われ、正賞15部門各優秀賞および新人俳優賞が決定した。
優秀主演男優賞には、鈴木、水上のほか『シャイロックの子供たち』の阿部サダヲ、『ゴジラ-1.0』の神木隆之介、『PERFECT DAYS』の役所広司が、優秀主演女優賞には綾瀬のほか『怪物』の安藤サクラ、『市子』の杉咲花、『ゴジラ-1.0』の浜辺美波、『こんにちは、母さん』の吉永小百合が選ばれた。
また、優秀作品賞には『怪物』『ゴジラ-1.0』に加え、山田洋次監督『こんにちは、母さん』、森達也監督『福田村事件』、ヴィム・ヴェンダース監督『PERFECT DAYS』が選出された。
今年の授賞式は、3月8日にグランドプリンスホテル新高輪にて開催。羽鳥慎一(第43回授賞式より連続5回目)と岸井ゆきの(『ケイコ 目を澄まして』で第46回最優秀主演女優賞受賞)が司会を務め、受賞者を迎える。
羽鳥は「司会を務めるのも5回目となりましたが、はじめの3回はコロナ禍で形式を変えての開催でした。昨年は久しぶりにお客さんを入れての開催となり、今回も同様に開催できるということなので、私としては初めて、連続での通常のアカデミー賞授賞式を迎えることとなります。日常が、やっと映画界に戻ってきました。この授賞式を見た方に、『こういう映画が去年あったんだ!』と思っていただき、今年1回でも多く映画館に行こうと思っていただけると嬉しいです。映画愛に溢れた岸井さんなので、映画ファンとしてどんな質問をされるのか楽しみです。岸井さんが自由に楽しく司会できるようにフォローします!」とコメントを寄せる。
岸井は「昨年、最優秀賞をいただいた直後に『来年の司会をお願いします』というお話をしていただき、その時から『今年はたくさん映画館に行って大きなスクリーンで見よう』と、司会をするにあたっての意識をし始めした。授賞式の日にちが近づくにつれて不安な気持ちもありますが、同じ俳優として、俳優さんへ質問できることがすごく楽しみな気持ちです。俳優さんへ聞きたいことがたくさんありすぎて、話し出すと止まらなくなってしまいそうですが、羽鳥さんに頼りつつ、聞きたいことを聞けたら良いなと思います」と意気込みを語る。
なお、第47回日本アカデミー賞授賞式開催にあたり、日本アカデミー賞協会より、今回の授賞式の収益の一部が令和6年能登半島地震の義援金として寄付される。
第47回日本アカデミー賞優秀賞・新人俳優賞・特別賞は以下の通り。