鬼頭明里、『エクソシスト 信じる者』秘話明かす “ホラー映画デビュー”に付き合ってもらった仲良し声優とは
関連 :
映画『エクソシスト 信じる者』より、日本語吹替版で悪魔に憑りつかれる少女キャサリン役を演じた鬼頭明里が、アフレコの収録秘話を明かすコメントが到着した。
【写真】鬼頭明里演じるキャサリンの怖すぎる表情
史上最恐のホラー映画として、その名を知らぬものはいないであろう金字塔『エクソシスト』(1974年日本公開)。一人の少女とその母親が体験する戦慄(せんりつ)の恐怖を圧倒的なリアリズムで描いた『エクソシスト』は、それまでのホラーの常識を覆し、全世界に一大ムーブメント巻き起こした。伝説の誕生から50年。本作は悪魔にとりつかれた2人の少女が呼び覚ます新たな恐怖を描く。
本作の日本語吹替版で、悪魔に憑りつかれてしまう少女キャサリン(オリヴィア・オニール)役を演じたのは、『鬼滅の刃』の竈門禰豆子役や『お嬢と番犬くん』の瀬名垣一咲役など、数多くの人気アニメキャラクターを演じている声優・鬼頭明里。
本作に参加するまでホラー映画を観たことがなかったという鬼頭は「恥ずかしながら今まで生きてきてホラー映画は観たことがなかったので、今回『エクソシスト』にてデビューさせていただきました…こんな機会でもないとこれからも観る機会が無かったかもしれないので、とてもありがたかったです。1人で観るのが怖かったので、アンジェラ役の佐倉綾音さんと一緒に鑑賞しました! 2人でオーディオコメンタリーをしながら、時に怖がりながら鑑賞しました」と、プライベートでも親しいというキャサリンの親友アンジェラ役の佐倉綾音と一緒に、1974年公開の『エクソシスト』を鑑賞したことを明かす。
鬼頭がホラー映画の吹替を務めるのは、本作が初。アフレコを振り返り「自分自身がとても怖がりなので、こうだったらきっと自分も怖いだろうな、という感覚を大事にしました。怖がらせようというよりも、自分がより恐怖を感じそうな方にお芝居を持って行けたらいいなと思い声を当てさせていただきました」とコメント。続けて「アンジェラとキャサリンが悪魔に憑依されて、一緒に悪魔祓いをされるシーンは本当に息をすることを忘れるくらいの迫力と緊張感がありました。悪魔に憑依されて、普段のアンジェラとキャサリンが到底言わないような暴言を吐いたりするシーンも胸が痛むのですが、気合を入れて収録をしたので吹き替え版の方でも是非楽しんでいただきたいです」と、出来に自信をのぞかせた。
友人である佐倉との共演については「綾音にホラー映画デビューに付き合ってもらえて、一緒に収録もできたので本当に楽しかったですしありがたかったです! ホラーは苦手だったのですが、綾音となら大丈夫! 楽しいが勝つ! と言っていて、本当に楽しいが勝ちましたし、新しいお芝居の扉も開けたような気がします」と喜びつつ、自身の芝居への手応えをにじませた。さらに「朝からの収録だったのですが、綾音が休憩中にでっかいおにぎりを食べていたのが可愛くて癒されました。綾音は細いのに大食いなのですが、綾音が美味しそうにご飯を食べている姿を見るのが好きなので、私もそれをみてお腹いっぱいになりました(笑)」と、アフレコ中の心温まるエピソードも明かした。
映画『エクソシスト 信じる者』は、12月1日より全国公開。
※「禰」の正式表記は「ネ+爾」
この記事の写真を見る
関連記事
- 【動画】『エクソシスト 信じる者』諏訪部順一・佐倉綾音・鬼頭明里ら豪華声優陣が恐怖に挑む! 日本語吹替予告が解禁
- 【動画】クリス・マクニールVS悪魔憑きの少女! 映画『エクソシスト 信じる者』、因縁の対決に手に汗握る本編映像解禁
- 【動画】『エクソシスト 信じる者』豪華キャスト・製作陣が魅力を紐解く特別映像
- 映画『エクソシスト 信じる者』、70年代テレビCMへのオマージュを感じられる特別映像到着
- 『エクソシスト 信じる者』50年の時を経て再び恐怖が――戦慄の本予告&本ビジュアル公開
- 佐久間宣行プロデュースの日本一短い連続ドラマ『愛のゲキジョー/愛の口喧嘩』が引き起こす“こじれた愛”の行方とは P R