「痛く、辛く、なにより、おもしろい!」『笑いのカイブツ』鈴木おさむ・桐谷健太らから絶賛コメント到着
岡山天音が主演し、菅田将暉や仲野太賀らが共演する映画『笑いのカイブツ』に、放送作家の鈴木おさむ、ミュージシャンの尾崎世界観(クリープハイプ)、俳優の桐谷健太、お笑い芸人の林田洋平(ザ・マミィ)ほか各界の著名人からの絶賛コメントが到着した。
【動画】岡山天音が笑いに人生を捧げた男を熱演! 映画『笑いのカイブツ』本予告
本作は、“伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキによる同名私小説の映画化。本作で長編商業映画デビューを果たす滝本憲吾監督が、笑いにのみ人生をささげる実在の人物の痛いほどに純粋で激烈な半生を描く。主人公のツチヤを岡山が演じるほか、仲野太賀、菅田将暉、松本穂香、片岡礼子らが共演する。
何をするにも不器用。人間関係も不得意なツチヤタカユキの生きがいは、「レジェンド」になるためテレビの大喜利番組にネタを投稿すること。狂ったように毎日ネタを考え続けて、6年。実力が認められてお笑い劇場の作家見習いになるが、笑いだけを追求し、常識から逸脱した行動をとるツチヤは周囲から理解されずに淘汰(とうた)されてしまう。自暴自棄になりながらも笑いを諦め切れず、ラジオ番組にネタを投稿する“ハガキ職人”になると、次第に注目を集め、尊敬する芸人から声が掛かるが―。
このたび、本作を一足先に鑑賞した各界の著名人たちから共感がにじむアツいコメントが続々と到着。その顔ぶれは、原作も既読のミュージシャン・尾崎世界観(クリープハイプ)や、同じくミュージシャンの志磨遼平(ドレスコーズ)、2024年3月末で放送作家業と脚本業から引退することを発表した鈴木おさむ、俳優の桐谷健太、『宮本から君へ』などで知られる漫画家の新井英樹、さらには元ハガキ職人の芸人ザ・マミィの林田洋平、お笑い芸人トンツカタンの森本晋太郎、ねづっちなど総勢12名。
鈴木おさむは「おもしろいことを考えるのはつらく、しんどい。だから、僕も放送作家を辞めるのかもしれない。おもしろいに憑かれ飲み込まれていく男の姿があなたの目には悲劇に見えるか? 喜劇に見えるか?確認してほしい。新たな青春映画! 痛く、辛く、なにより、おもしろい!」と絶賛。
尾崎世界観(クリープハイプ)は「映画で観ても、あまりに切実すぎて、やっぱり全然笑えない。それどころか、笑い以外のほとんどの感情がそこから伝わってくるという、やっぱり渾身のボケ」とコメント。
桐谷健太は「笑いのカイブツ。彼が笑いのカイブツなのか、それとも彼が笑いのカイブツに喰われたのか。とにかく人生において中毒性にも似た夢中になれる何かに、天才を超えてカイブツになれること、カイブツに喰われることは、なんて快感なんだろう!」と称える。
林田洋平(ザ・マミィ)は「30歳を過ぎて、それなりに大人になって、たくさんの面倒な感情を小さく畳んで仕舞おうとしてたのに、直接さわって広げられた。向き合うのは苦しいけれど、すごく必要な映画だった。この映画がいつか他人事に思えたら僕はもう終わりなのでその時は殺してください」と共感たっぷりに語っている。
映画『笑いのカイブツ』は、2024年1月5日より全国公開。
※上記4名以外の著名人コメント全文は以下の通り。