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ジョニー・デップ最新作、国王と元娼婦の衝撃の愛の実話『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』特報解禁

映画

『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』場面写真
『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』場面写真(C)Steephanie Branchu - Why Not Productions

 第76回カンヌ国際映画祭オープニング作品に選出されたジョニー・デップ出演最新作『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』より、特報映像と場面写真8点が解禁された。

【動画】貧しい生まれの娼婦だったジャンヌがヴェルサイユ宮殿の鏡の間をゆっくりと進む 『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』特報

 本作は、18世紀のフランス・ヴェルサイユの宮廷を舞台に、59年間にわたりフランス国王に在位したルイ15世の最後の公妾(愛人)となったデュ・バリー夫人ことジャンヌ・デュ・バリーの波乱に満ちた生涯を描いた歴史エンターテインメント。シャネルが本作のためにデザインした衣装を提供し、ヴェルサイユ宮殿にて大規模撮影が敢行された。

 本年度の第76回カンヌ国際映画祭ではオープニング作品としてワールドプレミア上映され、上映後には7分間のスタンディングオベーションが巻き起こり、デップが涙したことも話題に。デップが自身初の全編フランス語で挑んだのは、フランス国王史上一の美男子にして問題児、“最愛王”の異名をもつルイ15世。何かと世間をにぎわすデップが、正真正銘の歴史的スキャンダルを起こしたフランス国王を演じた。本国では5月に公開され、フランス映画初登場No.1ヒット、4週連続トップ10入りを果たし、75万人を動員、興行成績約10億円の大ヒットを記録した(5月17日~7月11日Box Office Mojo調べ)。

 監督と脚本を手がけ、自ら主人公のジャンヌ・デュ・バリー役を演じたのは、カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した『パリ警視庁:未成年保護特別部隊』、『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』などのマイウェン。本作が7本目の監督作となり、約20年前から制作を望んでいたデュ・バリー夫人の生涯を映画化した。

 貧しいお針子の私生児として生まれ、売春婦同然の生活を送っていたジャンヌ(マイウェン)は、類いまれな美貌と知性で貴族の男たちをとりこにし、社交界の階段を駆け上がっていく。ついにヴェルサイユ宮殿に足を踏み入れたジャンヌは、時の国王ルイ15世(ジョニー・デップ)と対面を果たす。2人は瞬く間に恋に落ち、彼女は生きる活力を失くしていた国王の希望の光となっていく。

 そしてついに、国王の公式の愛人となったジャンヌだが、労働階級の庶民が国王の愛人となるのはヴェルサイユのタブー。さらに堅苦しいマナーやルールを平気で無視するジャンヌは、保守的な貴族たちから反感を買う一方、宮廷に新しい風を吹き込んでいく。しかし、王太子妃のマリー・アントワネットが嫁いできたことで立場は弱まり、やがて運命は大きく変わっていく…。

 特報映像は、国王ルイ15世の愛人としての“デュ・バリー夫人”が誕生する瞬間から始まる。貧しい生まれの娼婦だった彼女が、お披露目の儀式でヴェルサイユ宮殿の鏡の間をゆっくりと進む。国王ルイ15世と目線が絡み合う。身分違いの2人のスキャンダラスな愛の幕開けだ。そして、ヴェルサイユの頂点を極めていくジャンヌ・デュ・バリーの姿に「彼女は天使か?それとも悪女か?」と問いかけるテロップが挟み込まれ、最後は国王ルイ15世の「愛している」の一言で締めくくられる。宮廷史上最大のスキャンダル、その運命はいかに─。

 場面写真は8点。神妙な面持ちで一点を見つめるルイ15世と彼にしがみつくジャンヌ・デュ・バリーのカットや、2人が顔を寄せ合う姿も。さらに、ジャンヌ・デュ・バリーがヴェルサイユ宮殿の鏡の間を純白のドレスで駆け抜ける姿や男装をしてルイ15世とともに馬にまたがるカットなどのほか、王太子妃マリー・アントワネットのワンショットも収めている。

 映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』は、2024年2月2日より全国公開。

『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』特報

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