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アレック・ボールドウィン、『Rust』死亡事故で再び起訴

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アレック・ボールドウィン、『RUST』撮影中の誤射で再び起訴
アレック・ボールドウィン、『RUST』撮影中の誤射で再び起訴(C)AFLO

 アレック・ボールドウィン主演のウエスタン映画『Rust(原題)』の撮影現場で起きた銃誤発射による死亡事故。アレックに対する容疑は昨年初めに取り下げられていたものの、再び故殺容疑で起訴されたことがわかった。

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 事故は2021年10月、米ニューメキシコ州のボナンザ・クリーク牧場で撮影中だった『Rust(原題)』のリハーサル中に発生。アレックの構えた銃が誤発射し、撮影監督のハリーナ・ハッチンズさんが亡くなり、監督のジョエル・ソウザが負傷した。

 警察による捜査の結果、アレックは2023年1月に訴追されたが、3ヵ月後に起訴が取り下げられていた。しかしVarieryによると、この度再び過失致死罪で起訴されたそうだ。有罪となれば最大で、18ヵ月間服役する可能性がある。

 新たに着任した特別検察官2人が、昨年夏に専門家に法医学検査を依頼。専門家は、FBIが捜査のために解体した銃を再び組み立て直し、トリガーを引かない限り銃弾は発射しないと結論づけた。昨年10月、検察官がこの件について、アレックに責任があることを示す“新たな事実“を見つけたとして、2ヵ月以内に大陪審に掛けるつもりであることを明かしていたそうだ。

 本件に関しては、武器担当者のハンナ・グティエレス・リードが過失致死と証拠隠滅の罪で起訴されており、この後2月21日に裁判が開かれる。彼女はアレックが使用する銃に、撮影用の空砲ではなく実弾を込めていた。実弾が撮影現場に持ち込まれた経緯については分かっていない。また、アレックに撮影用だと言って銃を手渡した助監督のデヴィッド・ホールズは、武器使用の過失で有罪を認め、昨年3月に6ヵ月の保護観察処分を命じられている。

 当初この件を担当していた検察官はアレックに対し、銃を発砲したことに加え、プロデューサーとしても安全対策を徹底する責任を怠ったとして訴えていた。しかしニューメキシコ州当局は、アレックはプロデューサーではあったものの、運営するポジションにはなかったとし、管理不行き届きの罪はないと結論づけていた。

 なお『Rust』は、モンタナに撮影現場を映して撮影を行い、すでに完成。公開を待つだけとなっている。

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