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東野圭吾の人気ミステリー『ゲームの名は誘拐』がWOWOWで連ドラ化、初夏スタート

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原作:東野圭吾『ゲームの名は誘拐』(光文社文庫)
原作:東野圭吾『ゲームの名は誘拐』(光文社文庫)

 2002年に刊行された東野圭吾のミステリー小説『ゲームの名は誘拐』が、WOWOWにて連続ドラマ化され、初夏に全4話で放送・配信スタートすることが決まった。

【写真】原作のキャラクターや物語の軸はそのまま、平成初期の時代背景を令和の時代感にアップデート! 連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』ロゴ

 本作は、主人公である広告代理店の敏腕プランナー・佐久間駿介が、手掛けていた大型プロジェクトから突如降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大企業の副社長に一矢報いるため、その娘と共謀して狂言誘拐を企てたことから始まるミステリー。2003年に実写映画化され、2020年には本作を原案としたドラマが中国で制作されている。

 今回の連続ドラマ化にあたっては、原作のキャラクターや物語の軸はそのまま、平成初期の時代背景を令和の時代感にアップデート。脚本は小峯裕之、監督は鈴木浩介が務める。

 見どころは、佐久間と娘を取り戻したい副社長との一進一退の“攻防戦”と、ともに誘拐事件を遂行するうちに佐久間と娘の間で育まれるいびつで危険な“恋愛模様”。憎き敵のまな娘を味方につけ、順調に滑り出したかに思われた佐久間の“誘拐ゲーム”は、やがて想定外の展開を見せていく…。

 主人公の佐久間は、優秀でプライドが高く、セクシーでミステリアスな人物。仕事も恋愛も“ゲーム”と捉え、クリアすることに快感を覚える自己愛の強いタイプでもある。そんな佐久間を演じる俳優をはじめ、キャスト陣は今後続々と解禁となる。

 プロデューサー・大原康明は「初めて原作を読んだ時は予想もしなかった衝撃の展開に、椅子から転げ落ちるほどの衝撃を受けました。20年以上前に東野圭吾先生が執筆された作品ですが、現在でも全く色褪せることのない魅力を放ち続けています。ミステリーやスリリングな展開、裏切り、そして、ラブロマンス、など、原作の魅力と衝撃をどうすれば映像で届けられるか。『連続ドラマW』を数々手掛けてこられた鈴木浩介監督や脚本・小峯裕之さんの手腕をはじめ、キャストとスタッフ一同が懸命に挑みました」と話す。

 そして、「主人公・佐久間駿介役を務めるキャスト情報も近日発表を予定しています。頭脳明晰で危険な魅力あふれる佐久間役にぴったりだと確信しています。是非、ご期待ください!」と言葉を寄せた。

 連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』は、WOWOWにて初夏放送・配信スタート(全4話)。

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