『セクシー田中さん』芦原妃名子さん死去に小学館「プチコミック」編集者一同がコメントを発表「私たちにも寂しいと言わせてください」
1月29日に死去が報じられた漫画家・芦原妃名子さんの作品『セクシー田中さん』が連載されていた「姉系プチコミック」を出版する、小学館の第一コミック局編集者一同より関係者へのコメントが発表された。
【写真】ドラマ『セクシー田中さん』主演・木南晴夏「言葉がみつかりません」
「プチコミック」の公式エックスアカウントは「作家の皆様 読者の皆様 関係者の皆様へ」とつづり、同誌の公式サイトにて芦原さんの急死についてコメントを発表したことを報告。
「作家の皆様 読者の皆様 関係者の皆様へ」のタイトルで公開されたコメントは「芦原妃名子先生の訃報に接し、私たち第一コミック局編集者一同は、深い悲しみと共に、強い悔恨の中にいます。本メッセージは、我々現場の編集者が書いているものです」という前書きから始まり、ドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)放送前に発売されたコミックス7巻に記された芦原さんのメッセージがつづられていた。
続けて、今回のようなことが起きてしまった経緯や原因を語りながら「組織として今回の検証を引き続き行って参ります」と今後の方針を表した。
最後はコメントが遅れたことについて「いつも『プチコミック』ならびに小学館の漫画誌やwebでご愛読いただいている皆様、そして執筆くださっている先生方。私たちが声を挙げるのが遅かったため、多くのご心配をおかけし申し訳ありませんでした。プチコミック編集部が芦原妃名子先生に寄り添い、共にあったと信じてくださったこと、感謝に堪えません。その優しさに甘えず、これまで以上に漫画家の皆様に安心して作品を作っていただくため、私たちは対策を考え続けます」とし、「本メッセージを書くにあたり、『これは誰かを傷つける結果にならないか』『今の私たちの立場で発信してはいけない言葉なのではないか』『私たちの気持ち表明にならぬよう』『感情的にならぬよう』『冷静な文章を……』と皆で熟慮を重ねて参りました。それでもどうしてもどうしても、私たちにも寂しいと言わせてください。寂しいです、先生 小学館第一コミック局 編集者一同」と悲しみの声を上げた。
【電話相談窓口】
「#いのちSOS」0120-061-338
「よりそいホットライン」0120-279-338
「いのちの電話」0120-783-556、0570-783-556
「こころの健康相談統一ダイヤル」0570-064-556
「チャイルドライン」0120-99-7777
「子供のSOSの相談窓口」0120-0-78310
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