『ジョン・ウィック』スピンオフ『バレリーナ』2025年に公開延期 リブート版『クロウ/飛翔伝説』が先に公開
アナ・デ・アルマス主演の『ジョン・ウィック』スピンオフ映画『Ballerina(原題)』が、2025年6月6日に公開を延期。同作の公開予定日2024年7月7日には、代わりにリブート版『クロウ/飛翔伝説』が公開されることがわかった。
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『Ballerina』は、『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)に登場したバレエ学校で訓練を受けたバレリーナを主人公に映画化するもの。家族を殺した人々への復讐を試みる、若い女性暗殺者の物語を描くアクションスリラーになるという。
Varietyによると、同作は現在追加でアクションシーンの撮影を行っていると、製作会社ライオンズゲートの関係者が明かしたそうだ。『ジョン・ウィック』の監督チャド・スタエルスキがシリーズの監修を務めており、レン・ワイズマン監督と連携し、追加シーンの撮影に関わっているようだ。
一方で、ルパート・サンダースが手掛ける『The Crow(原題)』は、すでに仕上がっており、ライオンズゲートでは、『Ballerina』を急いで公開する必要はないと判断したとみられる。
『The Crow 』は、1994年に公開された『クロウ/飛翔伝説』を新たにリメイクする作品。同作はジェームズ・オバーのグラフィック・ノベル『ザ・クロウ』を元に、実写映画化したリベンジスリラー映画で、ブルース・リーの息子ブランドン・リーの遺作としても知られる。リブート版では、『IT/イット』のビル・スカルスガルドが主演し、FKAツイッグスやダニー・ヒューストン、ラウラ・ビルン、サミ・ブアジラ、ジョーダン・ボルジャーらが出演。ザック・ベイリンとウィル・シュナイダーが脚本を手掛ける。
『Ballerina』は、デレク・コルスタットが手掛け、ベイジル・イヴァニクとエリカ・リー、スタエルスキがプロデュースしたキャラクターを基に、シェイ・ハッテンが脚本を手掛ける。アナのほか、アンジェリカ・ヒューストン、ガブリエル・バーン、ランス・レディック、カタリーナ・サンディノ・モレノ、ノーマン・リーダスが出演。オリジナルキャストのキアヌ・リーヴスとイアン・マクシェーンもカムバックする。