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杉咲花のウォーキングは速い! 親友・小野花梨が暴露

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杉咲花、映画『52ヘルツのクジラたち』初日舞台挨拶に登場
杉咲花、映画『52ヘルツのクジラたち』初日舞台挨拶に登場 クランクイン!

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 女優の杉咲花が1日、都内で行われた映画『52ヘルツのクジラたち』初日舞台挨拶に、志尊淳、小野花梨、宮沢氷魚、桑名桃李、成島出監督と共に出席し、作品への熱い思いを語った。

【写真】サプライズで登場したクジラ形のバースデーケーキに興味深々な志尊淳

 本作は、町田そのこの同名ベストセラー小説を、『ソロモンの偽証』シリーズの成島監督が映画化。他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラをモチーフに、愛を欲し、誰にも届かない声で鳴く孤独な魂たちの出会いを描いたヒューマンストーリーだ。

 ある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家に移り住んできた貴瑚を演じた杉咲。作品の完成に笑顔を見せつつも「私たちはこの映画を撮り終えて完成したとか、清々しい気持ちでやり切ったと手放しには思っていません。きっと議論が起こると思います」と作品の持つメッセージ性に触れると「皆様からの声を真摯に受け止めていきたいし、この映画が時代のなかで乗り越えられていく作品になってほしいと思っています」と映画に込めた熱い思いを吐露する。

 何度も繰り返しリハーサルを行い、しっかりと役に向き合ってきたキャストたち。そんななか、杉咲は10歳の桑名とのコミュニケーションについて「大分に行った日にルールを作ろうという話をして、桃李は『思ったことを何でも言いたい』と言ってくれたんです。私からは『毎日朝あったらハグするのはどう?』って提案しました」と明かす。

 さらに杉咲は「ある日私が、敬語をやめてもいいし『花』って呼んでもいいよって言ったんです。そのときは『できないです』と言われてしまったのですが、撮影の日々を紡いでいくなかで『花って呼んでいい?』と言ってくれた日があって、気づいたら敬語も外れていて。なんか一緒に過ごしてきた時間が心を開放してくれたのかなと思うと本当に嬉しかったんです」と笑顔を見せていた。

 以前からプライベートでも親友だったという小野ともしっかりとコミュニケーションが取れたという杉咲。大分のロケでは「撮影が終わったあと、花梨とは、ホテルの近くを一緒にウォーキングをして過ごしました」と語ると、小野は「花のウォーキングはすごく速い。小走りじゃないとついていけないぐらい」とウォーキングという言葉を超えているようなハードさだったことを明かしていた。

 またこの日は3月5日に誕生日を迎える志尊にサプライズでバースデーケーキが贈られる演出も。「クジラ」をモチーフにしたケーキが登場すると志尊は「こんな公共の場で申し訳ないです」と恐縮しつつも、「手作業で作ってくださったケーキ。1人でちゃんと最後まで食べたいです」と笑顔を見せる。そして20代最後の抱負を聞かれると「20代最後のスタートを『52ヘルツのクジラたち』という映画で迎えられるのは嬉しい。この作品は絶対僕を後押ししてくれる作品になると思います」と語っていた。

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