乃木坂46、12周年ライブで新曲サプライズ披露 センター山下美月「まさかのディスコサウンド」
乃木坂46が7日から10日の4日間にわたり、デビュー12周年を記念するライブ「12th YEAR BIRTHDAY LIVE」を開催。4日間で全123曲を披露した。最終日となる10日の公演では、35枚目シングル「チャンスは平等」をサプライズ初披露。卒業を発表し、今作が最後の参加シングルとなる山下美月がセンターを務めた。
【写真】新曲「チャンスは平等」をサプライズ初披露 乃木坂46「12th YEAR BIRTHDAY LIVE」ライブフォト
今回のライブでは4日間を「DAY1:2011-2014」「DAY2:2015-2017」「DAY3:2018-2020」「DAY4:2021-2024」と4つの年代に分け、その年代にリリースされたシングル、アルバムの中から厳選した楽曲をパフォーマンス。セットリストは全日程で異なった。
開演を告げる「Overture」に続き、井上和の「さいたまスーパーアリーナ、行くぞ!」の掛け声でメンバーが姿を現すと、井上がセンターの「おひとりさま天国」でスタート。いきなりの盛り上がりを見せると、そのまま遠藤さくら、賀喜遥香ダブルセンターの「Monopoly」、久保史緒里、山下ダブルセンターの「人は夢を二度見る」と、序盤からシングル表題曲を惜しげもなく披露していく。
最初のMCでは今回が“最後のバスラ”となる山下が「終わってほしくないなって思ってたんだけど、きのうまですてきなライブをみんなで作ることができて、きょうも無事完走させられたら」と意気込みを語り、続くブロックでは、与田祐希と筒井あやめがキュートなセーラー服姿とツインテール姿を見せた「ざぶんざざぶん」や、アンダー楽曲の中でも人気の高い「錆びたコンパス」など間髪入れずにパフォーマンス。「錆びた-」では卒業した山崎怜奈のセンターポジションを清宮レイが務め、気持ちの込もった表情を見せた。
MCを挟んだ後は、期別曲ブロックへ。タイトル通りに会場中がクラップした3期生の「僕が手を叩く方へ」、爆発的な盛り上がりを見せた4期生の「ジャンピングジョーカーフラッシュ」、5期生にとって初の楽曲となった「絶望の一秒前」を披露。5期生はそのまま「いつの日にか、あの歌を…」と、途中からは3、4期生も合流した「17分間」も立て続けに見せ、加入から2年の活躍を物語った。
5期生が加入後を振り返ったMCに続いた後には、ライブも中盤戦へ。卒業した先輩メンバーがセンターを務めた楽曲が続く。齋藤飛鳥がセンターだった「Wilderness world」を賀喜センターで、生田絵梨花が最後にセンターを務めた「最後のTight Hug」を久保、賀喜、奥田いろはが歌い上げる。さらに齋藤にとってのラストシングル「ここにはないもの」は遠藤を中心に特別編成で歌唱した。