高橋陽一『キャプテン翼』“漫画”連載終了後、物語は継続へ 今夏、新WEBサイトにてネーム形式による新章開始
漫画家・高橋陽一による『キャプテン翼』が、4月4日発売の「キャプテン翼マガジン vol.20」(集英社)をもって“漫画”連載の最終話を迎えた(マガジンも刊行終了)。同号では、今夏より、掲載の場を新WEBサイト「キャプテン翼WORLD」に移して、鉛筆描きの「ネーム形式」で物語の続きを描いた連載がスタートすることなどが発表された。
【写真】ネーム形式連載『キャプテン翼ライジングサンFINALS』サンプル画像
同作は、1981年に「週刊少年ジャンプ」で連載開始し、これまで世界中で愛されてきたサッカー漫画の金字塔。
「キャプテン翼マガジン vol.20」には、前号同様に高橋陽一が思いのたけをつづったファンへのメッセージを掲載。“最終話“の漫画原稿を描き終えた心境や、44年間の漫画家生活について述べている。そして、これからの『キャプテン翼』について重大な発表が。
今夏より、掲載の場を新WEBサイト「キャプテン翼WORLD」に移して、鉛筆描きの「ネーム形式」で物語の続きを描いた連載がスタートすることが発表。新章のタイトルは『キャプテン翼ライジングサンFINALS』。オープンに先駆けて『キャプテン翼ライジングサンFINALS』の第1話(27ページ)が、4月4日0時に公開される。
そして、『キャプテン翼ライジングサン』最終20巻、『キャプテン翼MEMORIES』最終3巻が、6月4日に同時発売。最終巻同時発売記念・高橋陽一サイン会が、6月8日に紀伊國屋書店・新宿本店で実施されることが決まった。サイン会参加者は抽選で決定。受付期間は4月4日~4月29日まで。応募の詳細は「紀伊國屋書店新宿本店公式サイト」内のイベントページにて(※4月4日0時オープン)。
さらに、今夏、日本橋三越で原画展の開催が決定。『キャプテン翼』の歴史を振り返りつつ、これから始まる「ネーム連載」という新たな挑戦に思いを馳せる唯一無二の原画展だ。『キャプテン翼』の連載を積み重ねた43年間の、魂のこもった原画を間近で見ることができるチャンス。そして、これから始まる「ネーム連載」の生原稿も展示予定。過去、現在、これからの『キャプテン翼』が詰まっている。キャプテン翼原画展サイトは、4月4日0時オープン。
なお、高橋のメッセージの全文は、「キャプテン翼マガジンvol.20」にて。高橋陽一のメッセージ(ショートバージョン)は以下の通り。