ロリータファッションモデル・青木美沙子、映画『ハピネス』出演! 原作者・嶽本野ばらが自らがオファー
関連 :
窪塚愛流と蒔田彩珠がダブル主演を務める映画『ハピネス』に、ロリータファッションモデルの青木美沙子の出演が決定。青木の場面写真とコメントが到着した。
【写真】青木美沙子、主人公・由茉(蒔田彩珠)が憧れるメゾン店員役を好演!
本作は、『下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん』などで知られる嶽本野ばらによる同名小説の映画化。残り少ない日々を命の限り輝かせようとする少女と、そんな彼女の夢を全力で支えようと奔走する少年とが繰り広げる純度100%のラブストーリーだ。
主演は窪塚愛流と蒔田彩珠。人間ドラマの名手・篠原哲雄監督と脚本家・川崎いづみが、若き恋人たちの命のきらめきを余すところなくスクリーンに映し出す。
医者から余命1週間を告げられた高校生の由茉(蒔田)と、突然の告白に戸惑いながらも、彼女との幸せな日々を一緒に作り上げることに協力する雪夫(窪塚)。残された日々を悲しみに暮れるより笑顔で幸せに過ごしたい、自分らしく生きて、やりたいことに挑戦する、そして何よりも愛する人とずっと一緒にいたい。そんな由茉の願いを叶えるために、雪夫は悲しみや不安を胸に閉じ込め、彼女に寄り添うことを決意する。
余命1週間と医者から宣告され、「あと1週間しか生きられないなら、最後まで楽しく“自分らしく”過ごしたい」と願う由茉が果たすのは、憧れの“ロリータさん”デビュー。なかでもクラシカルロリータの代表ブランド「イノセントワールド」は、彼女が長年憧れてきたメゾン。そんな由茉が、“聖地巡礼”と称して恋人の雪夫を伴って訪れる「イノセントワールド」本店の店員役として、ロリータファッションモデルとして世界で活躍する青木美沙子の出演が明らかになった。
青木は初めての“聖地”訪問に緊張の面持ちの由茉を優しく迎える役柄を好演。出演について「由茉ちゃんの夢を一緒に叶えてあげられるような素敵な役で嬉しかった」と喜びを語っている。
また、本作との関わりは出演だけにとどまらない。原作に描かれたロリータファッションを忠実に再現するためのアドバイスや、自身の衣装や小物を撮影に提供するなど、撮影に全面協力。映画化するにあたり「登場人物のお洋服は原作に忠実にして欲しい」という嶽本野ばら本人の意向により、親交のあった青木に出演と共にファッション協力を依頼。嶽本野ばらの世界観を作り出すのに重要な役割を担うなど、嶽本野ばら自身「青木美沙子さんがいなかったら、衣装が用意できなかった」と語るほど。
さらに、ロリータファッションについて、「自分の好きなものや自分がどう生きたいかを大切にしている人が多い」と分析。また、「非日常を楽しみ、魔法のお洋服のように感じるのもロリータの強み」とその魅力を語った。
映画『ハピネス』は、5月17日より全国公開。
青木のコメント全文は以下の通り。