長谷川博己、日曜劇場『アンチヒーロー』は「問題作になるんじゃないか」
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俳優の長谷川博己が6日、都内で行われた「TBS DRAMA COLLECTION 2024 SPRING」に出席。主演を務める日曜劇場『アンチヒーロー』について「かなり問題作になるんじゃないか」と語った。
【写真】“問題作”になりそうな日曜劇場『アンチヒーロー』キャストたち 「TBS DRAMA COLLECTION 2024 SPRING」の模様
「TBS DRAMA COLLECTION 2024 SPRING」はTBSテレビで今春より放送開始となる日曜劇場『アンチヒーロー』、火曜ドラマ『くるり〜誰が私と恋をした?〜』、金曜ドラマ『9ボーダー』の3ドラマの出演者が一堂に会した合同制作発表。『アンチヒーロー』からは、長谷川、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、林泰文が登壇した。
本作は、かつてない視点で司法の世界を描く、逆転パラドックスエンターテインメント。視聴者に「正義の反対は、本当に悪なのだろうか?」と問いかけ、スピーディーな展開で常識を次々と覆していく。
長谷川は「かなり切り込んだドラマになっていると思います」と口にし「本当にこんなことを日本のテレビドラマでやっていいのか? と思うような、かなり問題作になるんじゃないかってくらい面白いと思う」とアピール。さらに「7年ぶりに日曜劇場に帰ってきまして、いつの間にか僕が一番年上みたいな世代になったんだなと思っていて」としみじみ語り「自分より年下のプロデューサーさんや監督さんとご一緒させていただいて、現場が以前と違うなと思っています」と自身が感じた変化を明かした。長谷川が日曜劇場へ出演するのは、2017年放送の『小さな巨人』で主演を務めて以来となる。
続けて長谷川は「これからまたドラマは変わっていく」と感じていると話し「毎日充実しています」とコメント。「この『DRAMA COLLECTION』自体もそうですが、こういうことをきっかけに『日本のドラマはもっともっとすごくなるぞ』と胸を張ってやっていけるようにがんばっていきたい」と意気込んだ。
役作りについて長谷川は「結構いろいろ悩みました」と明かし「いろいろ言えないのでなんと言ったらいいのかわからないですけど、正義とも取れるし悪とも取れるということ、何が正義で何が悪かということもテーマになってる」と説明。自身の演じる役もそれを体現しているようなキャラクターなのではと考えていると話し、「何者かわからないようにやっていきたいと思っています」と語った。
長谷川の印象を聞かれた北村は「本当にチャーミングな方」と表現。「渋くてかっこいいんですけど、本当はすごくチャーミングで実は心配性で」と長谷川の一面を明かし「お芝居で見せてくれる背中と、カットがかかった後の長谷川さんの表情が全然違って。僕たちはそこにほっとする瞬間があります」と口にしていた。
日曜劇場『アンチヒーロー』は、TBS系にて4月14日より毎週日曜21時放送。