宇野昌磨が再びルフィに! 『ワンピース・オン・アイス~エピソード・オブ・アラバスタ~』新ビジュアル解禁
9月にLaLa arena TOKYO‐BAY(千葉県船橋市)にて再演されるアイスショー『ワンピース・オン・アイス~エピソード・オブ・アラバスタ~』より、宇野昌磨が演じるモンキー・D・ルフィのビジュアルが解禁された。
【写真】宇野昌磨「再演できることがとてもうれしい」 モンキー・D・ルフィ役ビジュアル
本公演は、アニメ『ONE PIECE』シリーズ史上初のアイスショー。昨年夏、“大人気アニメ作品のアイスショー”という世界初の試みとして話題を呼び、今年も再演が決まった。
主人公のモンキー・D・ルフィ役を宇野が演じ、麦わらの一味として、ロロノア・ゾロ役に田中刑事、ナミ役に本田望結、ウソップ役に織田信成、サンジ役に島田高志郎、チョッパー役に渡辺倫果アラバスタ王国の反乱軍リーダー・コーザ役に友野一希。そして、ルフィに立ちはだかる強敵・クロコダイル役として無良崇人が出演するほか、プリンスアイスワールドチームほか日本屈指のスケーターたちが集結する。
宇野は、フィギュア男子シングルで平昌五輪にて銀メダル、北京五輪で銅メダルを獲得。2022年、23年開催の世界選手権で2年連続優勝を果たすなど輝かしい成績を収め、今年5月に現役引退を発表した。昨年夏に初開催された『ワンピース・オン・アイス』に挑んだ宇野は、「これまでは競技生活の中で、ひとりでスケートに向き合うことが多かったんですが、みんなで何かを創っていきたいと思えるアイスショーでした」と振り返る。
宇野がモンキー・D・ルフィを演じるとのニュースは大きな話題を呼んだが、宇野は「性格もまったく似ていないし、声をかけていただいた当時は、何をやるかも分からず、不安しかありませんでした。だからこそ、全力を出そうと思ったし、リハーサル中も本当に必死でした。まわりのキャストのみんなと切磋琢磨して、演出の金谷さんはじめ、キャストもスタッフみんなも全力を注いでいる姿に感化されて、より良いものを目指そうという気持ちに自然となっていました」と充実したリハーサル期間について語った。
キャスト全員が「宇野の『ワンピース・オン・アイス』に懸ける熱量はものすごいものがあった」と口をそろえる。宇野は誰よりも早くすべてのセリフを覚え、わずかな動きであっても気になるところは徹底的に“ルフィらしく”なるように練習を重ねた。クロコダイル役の無良崇人は、「リハーサルのときからルフィになり切っていた。キャラクター性も含めて、こんな宇野昌磨を見たことがない」と言い、何度も試合を共にしているコーザ役の友野一希は「“絶対にこのショーをいいものにする”という宇野昌磨の背中が間違いなくこの船を引っ張っていた」と話す。
そして迎えた本番では「試合で僕は全く緊張しないんですが、初演の幕が上がる前はめちゃくちゃ緊張していました。『あ、緊張するってこんな感じなんだ』と思って(笑)。何でもないスケートでも、穴にはまるんじゃないかな…と不安が胸の中を駆け巡っていました」と明かす。
幕が上がり、客席からの歓声や大きな反響を受け、「いいものができたな、と達成感がすごくありました。ルフィを演じられるなんて思っていなかったので、人は頑張れば何でもできるんじゃないかな、と思えるようになりました」と語った。
ショーの中での好きなシーンは、ビビ(本田真凜)との“殴り合い”のシーンだと言い、「あのシーンを創り始めたときからわりと形になっていて、どんどんクオリティが上がっていったので、やりがいを感じられるシーンでした」と笑顔で話す。
今年9月の再演に向け、「1回で終わってしまうのは寂しいと思っていたので、再演できることがとてもうれしいです。『ONE PIECE』ならではの心が熱くなるストーリー、キャストの演技・スケート、全部が見どころです! 会場でお待ちしています!」とメッセージを送った。
9月7・8日、各日2公演全4公演が開催される。7月21日23時59分までチケット先行予約受付中。また、7月9日13時から全国21ヵ所の映画館にて、昨年の公演映像を上映するスペシャルイベントとして、宇野ほか、本田、無良、本郷が出演する舞台あいさつ付き「2023年公演映像」上映会が行われることも決定している。
『ワンピース・オン・アイス~エピソード・オブ・アラバスタ~』は、LaLa arena TOKYO‐BAY(千葉県船橋市)にて9月7・8日開催。
宇野昌磨のコメント全文は以下の通り。