『【推しの子】』自販機の“売切”演出に驚嘆……憧れと苦悩、黒川あかねと有馬かなのドラマチックな対比
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テレビアニメ『【推しの子】』の第十八話(第2期第七話)「太陽」がTOKYO MXなどで8月14日に放送され、ネット上では視聴者から多くの反響が寄せられた。
【写真】子役時代のあかねとかなの可愛すぎる場面カット
本作は、漫画『かぐや様は告らせたい』の赤坂アカと『クズの本懐』の横槍メンゴがタッグを組み、世界観やストーリー、ミステリー要素など新たな切り口で芸能界を描く同名漫画を原作としたテレビアニメ。「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」―地方都市で働く産婦人科医・ゴロー。ある日“推し”のアイドル「B小町」のアイが彼の前に現れた。彼女はある禁断の秘密を抱えており…。そんな2人の“最悪”の出会いから、運命が動き出していく物語だ。
第2期では、新たな舞台の幕が開く──。人気マンガ『東京ブレイド』の舞台稽古が始まった。劇団ララライの役者達に囲まれ、大きく飛躍するかな。かなの才能を認めながら、ライバル心を激しく燃やすあかね。才能と熱意のある役者が集う中、アクアは演技すらも利用してアイの死の真相を追い続ける──。そしてアイドルとして母の背中を追い続けるルビーは……。
第十八話(第2期第七話)では、幼い頃、かなに憧れて演技の世界に飛び込んだあかね。だが、そこで目にした厳しい現実……以来、あかねは努力を重ね続けてきた。そしてついに、待ちわびた真っ向勝負の時が来る!
そんなストーリーの中とくに話題となったのは、あかねが子役オーディション会場の自販機前で関係者にかなと間違えられた際に、実はこのオーディションが形だけの出来レースであり、どんな応募者が来ても結局は知名度の高いかなが合格することが決まっているという芸能界の裏事情を知ってしまうシーン。
このシーンにネット上では「この自販機のシーン男性が買った飲み物は残り一つやった。この描写が『有馬かなを選ぶ事は最初から決まっていた』という事実を助長する描写になってるの、エグ過ぎひん?」「出来レースに参加する無知であった幼いあかね。大人の事情とはそんな下らない事で成り立つ。自販機の『売切』はかなで決定済=終わりの意」「毎度言うけど鳥肌」といった考察や反響が相次いだ。
また、有馬かな役を演じる声優の潘めぐみは自身のエックスで「『私はアンタみたいなのが一番嫌い』『私の真似なんかするな・・・』私のようになって欲しくない。突き放し、ぶつかることで、あかねの輪郭を作り出せるように、あかねの物語に寄り添えるように。黒川あかねと有馬かな。ご視聴ありがとうございました」と第十八話についてコメントを残している。
テレビアニメ『【推しの子】』第2期は、TOKYO MXにて毎週水曜23時放送。