テイラー・スウィフト、テロを受け次の「エラズ・ツアー」公演でファンの行動を制限
「エラズ・ツアー」を世界各地で成功させているテイラー・スウィフト。オーストリア・ウィーンの公演でテロ行為が計画されていたことを受け、この後行われるロンドン公演を前に、ファンに「テイ・ゲーティング」をしないよう求めた。
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チケットが先行発売された際にはアクセスが集中し、大手チケット販売サイトTicketmasterがパンクしてしまう事態に発展するなど、各地で即日完売を記録しているエラズ・ツアーだが、JustJaredによるとテイラーのコンサートでは、チケットを持たないファンが会場外に集まって一緒に歌う「テイ・ゲーティング」が恒例になっているそう。
しかし、現地時間8月8日と9日、10日に予定していたウィーン公演でテロを計画していた少年2人が逮捕されたことを受け、この騒動後初となる15日からのロンドン・ウェンブリースタジアムの公演では、「テイ・ゲーティング」しないよう呼び掛けているという。
スタジアムのウェブサイトには、「ウェンブリースタジアムの周囲は住宅街です。地元住民や商店の邪魔にならぬよう、チケットをお持ちの方、またはグッズ販売へお越しの方のみ会場にお越しくださいますようお願いいたします」と書かれている。
「スタジアム内すべての人の入退場の安全を確保するために、会場入り口や会場前の階段オリンピックステップスに立ち止まることを禁止とします」と記し、チケットを持っていない人は「移動させる」と警告しているそうだ。
テイラーは6月にも、9万人を収容するこのスタジアムで3日間に渡って公演を成功させた。また先月のミュンヘン公演では、およそ5万人のファンが会場のミュンヘン・オリンピアシュタディオン裏でキャンプを張っていたという。