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『虎に翼』「いま振り返ってみれば」“轟”戸塚純貴の告白に視聴者感動「朝から号泣」

ドラマ

連続テレビ小説『虎に翼』第102回より
連続テレビ小説『虎に翼』第102回より(C)NHK

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伊藤沙莉

戸塚純貴

 伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第21週「貞女は二夫に見えず?」(第102回)が20日に放送され、寅子(伊藤)の前で、轟(戸塚純貴)が語った言葉に視聴者は感動。ネット上には「ほんと幸せになって」「朝から号泣」といった反響が集まった。

【写真】明日の『虎に翼』場面カット 家族に話をする航一(岡田将生)

 結婚したらどちらかの名字が必ず変わることに改めて気付いた寅子は、自分が星姓を名乗るべきか佐田姓を名乗るべきかで思い悩む。また、寅子は轟と彼の恋人・遠藤(和田正人)の前で“結婚する意味が見出せない”と発言したことを反省。改めて「山田轟法律事務所」を訪れると、轟に軽はずみな発言をしたことを謝罪する。

 寅子は、結婚に伴ってどちらかが名字を変えなくてはいけない意味について考えていなかったことや、男女の恋人のことしか考えていなかったと語ると、轟は優しく微笑みながら「人間なんてそんなもんだ! “いま振り返ってみれば”の連続。過ぎてからわかることばかりだ」と応じる。

 そして轟は「いま振り返ってみれば、俺は子どもの頃から、やたらと“男らしさ”にこだわっていた。男の型にはまってる実感をいつも欲していた」と話し、今は亡き親友・花岡(岩田剛典)との思い出や彼への恋心を打ち明ける。

 続けて轟は「いま振り返ってみれば、自分の気持ちを知った後も、どうせ俺のことは世の中には分かってもらえまいと、あきらめていた」と振り返りながら、遠藤との出会いで救われたことを告白。その一方で同性の遠藤との関係は、法的に保証されていない厳しい現実についても指摘。その上で「じいさんになって人生を振り返った時、俺は心から幸せだったと言いたいんだ」と真剣に訴える。

 轟の告白に、ネット上には「轟の言葉が胸に響いて。勇気ある告白」「ほんと幸せになって」「なんだろう温かい気持ちになるね轟さんのお話は…」などの声や「轟が轟すぎてむせび泣いてる…言葉が出ない…」「学び直しや優しさがとてつもなく詰まっていて涙が止まらない」「朝から号泣してる…」といったコメントが相次いでいた。

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