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人と猫と自然の共生を映し出すドキュメンタリー映画『五香宮の猫』本予告解禁 ほしよりこ、小林聡美らのコメントも到着

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映画『五香宮の猫』チラシ
映画『五香宮の猫』チラシ(C)2024 Laboratory X, Inc

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 想田和弘監督によるドキュメンタリー映画『五香宮の猫(ごこうぐうのねこ)』より、本予告が解禁され、漫画家・ほしよりこ、俳優・小林聡美、ライター・武田砂鉄ほか各界著名人のコメントが到着した。

【動画】猫と牛窓の風景が美しい 映画『五香宮の猫』予告

 本作は、『選挙』『港町』『精神0』などで知られる想田和弘監督の最新作。観察映画10作目にして新たな可能性を拓き、分断社会といわれる世界に生きる私たちに他者とともに生きることの難しさと、愛おしさを教えてくれる1本となった。

 瀬戸内の風光明媚な港町・牛窓。古くから親しまれてきた鎮守の社・五香宮(ごこうぐう)には参拝者だけでなく、さまざまな人々が訪れる。近年は多くの野良猫たちが住み着いたことから“猫神社”とも呼ばれている。

 2021年、映画作家の想田和弘とプロデューサーの柏木規与子は、27年間暮らしたニューヨークを離れ、『牡蠣工場』(2015)や『港町』(2010)を撮ったこの牛窓に移住した。新入りの住民である夫婦の生活は、瀬戸内の海のように穏やかに凪ぎ、時に大小の波が立つ。猫好きのふたりは、地域が抱える猫の糞尿被害やTNR活動、さらには超高齢化といった現実に住民として関わっていくことになる。

 伝統的なコミュニティとその中心にある五香宮にカメラを向ける想田は「映画監督になった理由」を問われ、「これ映画になるの?」と突っ込まれる。そんなやりとりの愛おしさ、想田流“参与観察”ならではのハプニング。小さな対立と不意に展開する幸福な偶然。四季折々の美しい自然のなか、生きとし生けるものが織りなす限りなく豊かな光景。それは愉快で厳しく、シンプルで複雑な世界の見取り図でもある。

 『精神0』から4年、記念すべき観察映画第10弾となる本作は、ベルリン国際映画祭をはじめ世界各国の映画祭でソールドアウトが続出し、熱狂の拍手で迎えられた。これは、作家自身の物語であり、他者との共存を想うあなたの物語だ。

 解禁された予告編は、美しい海、満開の桜、神社、そして猫と、牛窓の風景が次々と映し出されていく。人と人、人と猫、人と自然――共に生きるということとは? 瀬戸内の風光明媚な港町・牛窓の美しい景色とめぐる季節とともに感じてほしい。

 あわせて、『きょうの猫村さん』のほしよりこ、ドラマ『やっぱり猫が好き』や映画『かもめ食堂』の小林聡美をはじめ、文筆家・映像作家・俳優の小川紗良、ライターの武田砂鉄、思想家・武道家の内田樹、フォトジャーナリストの安田菜津紀、社会学者の森千香子、文化人類学者の松村圭一郎、ミュージシャンの坂本美雨、精神科医などの星野概念からの愛あるメッセージが到着した。

 また、想田和弘著のフォトエッセイ集『猫様』(発行:ホーム社、発売:集英社)が、10月18日に刊行される予定だ。

 映画『五香宮の猫』は、10月19日より全国順次公開。

※各界著名人のコメント全文は以下の通り。

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<コメント全文>

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映画『五香宮の猫』予告

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