乃木坂46・与田祐希、自身の卒業について「私がいつの日か報告するまでは考えないで」
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乃木坂46が2日〜4日の3日間にわたり、東京・明治神宮野球場にて「真夏の全国ツアー2024」東京公演を開催。4日の最終公演でツアーを振り返った3期生の与田祐希は「この景色を忘れることは一生ない」と思いを語った。
【写真】加入8周年を迎えた乃木坂46の3期生 「真夏の全国ツアー」神宮公演ライブフォト(40枚)
2016年9月4日にグループに加入した3期生はこの日で、ちょうど8周年。ステージ上ではメンバー1人1人がファンへの思いを伝える場面もあった。
ライブ終盤、キャプテンで3期生の梅澤美波からツアーの感想を聞かれた与田は、「神宮のこのステージに立つと、いろんな思い出が蘇ってきて。最初に立ったときには、 私は特に歌もダンスもこうやってしゃべることも全部苦手で。先輩たちの背中を見て必死にステージに立って」と回顧。
「きょうで丸8年。9年目になって。5期生、4期生のみんなすごく頼もしいけど、自分にできることはないかなとか思うようになったり。『誰かの肩』をさっきも披露したんですけど、“愛は代わりばんこ 何度も交代して 幸せの道 歩こう”っていう歌詞があるんですけど、その歌詞がすごく乃木坂っぽいなと思って。神宮のステージに立つときも、毎年、メンバーも自分の心境とか思いも毎年全然違うけど、愛だけはずっとあって、それがどんどん代わりばんこしてつないでいって、きょうがあって、それが未来につながっていってっていう風にこれからも乃木坂が続いていくんだなと思うと、なんていいグループなんだと思って。そんなグループに出会えたことが私はすごく幸せだなと思います」とグループへの愛を語る。
続けて、「こういうこと言うと、“卒業だ”とか言われるかもしれないけど(笑)。そういうのは、私がいつの日か報告するまでは考えずに聞いてほしいんですけど」とファンからの声を予想したように前置きしたうえで与田は、「私はこのグループが大好きだし、これからの未来も楽しみだし、きょうのライブも今年のツアーもすっごく楽しかったし、この景色を忘れることは一生ないだろうなと思います。すてきな景色を見せてくれてありがとうございました」と感謝した。
そんな与田の言葉を聞いた梅澤は、「出会ったときの与田は、誰よりも目が泳いでたし、オドオドしてたんだよね。でも今は誰よりもどしっと構えてるから、不安になったときは与田に会いに行くの、本番前。それくらい安心感をもらえる存在でね。でも8年もよく頑張ってきたね、私たちね」と話すと、与田も「頑張ったね。キャプテンいつもありがとうね」と感謝。
梅澤は「本当に大事な後輩たちも増えてね。これからもみんなで楽しみながらグループ守っていきたいと思いますので、よろしくお願いします」とファンに呼びかけると、観客からは温かい拍手が贈られていた。