磯村勇斗「ショックを与えてしまった(笑)」 岸井ゆきのに見せた姿を“反省”
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俳優の磯村勇斗が25日、都内で行われた映画『若き見知らぬ者たち』完成披露上映舞台あいさつに、岸井ゆきの、福山翔大、染谷将太、霧島れいか、滝藤賢一、豊原功補、内山拓也監督と共に出席。撮影最終日での岸井との対面を磯村が反省する場面があった。
【写真】舞台挨拶で笑顔を見せる磯村勇斗
本作は、『佐々木、イン、マイマイン』(2020)で新人賞を総なめにした内山監督の商業長編デビュー作。内山監督の身近に起こった事件にインスパイアされたオリジナル作品で、フランス、韓国、香港、日本の4つの国と地域で共同製作された。
亡くなった父の借金を返済しながら、母の介護と仕事に追われる主人公・風間彩人を演じた磯村は「今回演じた彩人は、自分の置かれてる環境、家庭もそうですけれども、呼吸することだけで精一杯という役柄なので、作り上げていく上でも大変だった」と述懐。
彩人と風間家を支えようとする恋人・日向役の岸井は、そんな磯村との共演を「役から離れることがなくて、おしゃべりとかはあまりしていなかった」と振り返り、「最終日にひげを剃った磯村さんにお会いして、『誰?』となったくらい、『彩人でいてくださったんだな』ということを感じました」と本作での磯村の様子を明かした。
すると磯村は「最終日は大事なシーンでもあったので、本当はあまり姿を現したくなかった」と吐露。続けて「けど、会ってしまって。ちょっとショックを与えてしまったことは非常に反省しております(笑)」と笑いを誘った。
また、彩人の親友・大和を演じた染谷は「初共演ではじめましてで、大親友の2人が会話をするというシーンを撮った」と明かし、「でも本当にはじめましての気がしなかった」と撮影を回顧。
磯村は「染谷くんにも現場で言ったんですけど、僕、ずっと好きなので」と語り、「自分がデビューする前から僕は映画で(染谷を)見てきていたので、『すごい素敵な役者さんがいるんだな』と思っていたから、愛の告白を現場でしたことがいい方法だった」と染谷への“告白”によって、初対面ながら距離を縮めることができたことを打ち明けていた。
映画『若き見知らぬ者たち』は、10月11日より全国公開。