広瀬すず、『クジャクのダンス』心麦は“子どもっぽさ”と“貫くこと”のあんばいを大切に
――印象に残っているシーンはありますか?
広瀬:成田(凌)くん演じる遠藤友哉のシーンには全く関わっていないですし、何も知らない状態で撮影しているので、「こんなふうに撮っていたんだ」と驚きました。2話では友哉のつらい過去が明かされるのですが、心麦と友哉が重なる部分があって、友哉を見て「似ている人を見つけた」という感覚になりました。それに心情だけでなく、動きがシンクロする場面も出てきます。
――撮影の合間はどのように過ごされていますか?
広瀬:わりと各々で過ごしていることが多いですね。それぞれ知っている情報量が違うので、ほど良い距離感を保っている印象です。ガッツリとしゃべってしまうとすぐに犯人考察を始めてしまうので(笑)。ただ、先日映画でも共演した、赤沢京子を演じている西田尚美さんとはお会いするたびに、いろいろとお話をさせてもらったり、バラエティ番組に出演した際の感想を伝えてくださる共演者の方もいて、『大晦日オールスター体育祭』の放送後は、撮影が始まる前からその日の撮影が終わるまで話題に上がっていました。