エイドリアン・ブロディ、立派な自鼻を特殊メイクと勘違いされ剝がされそうになった

映画『ブルータリスト』で、『戦場のピアニスト』以来久しぶりにアカデミー主演男優賞にノミネートされているエイドリアン・ブロディ。メイクアップアーティストに鼻を特殊メイクと勘違いされ、剝がされそうになったそうだ。
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ブラディ・コーベット監督が手掛けた本作は、ホロコーストを生き延び、アメリカに渡った架空のユダヤ系ハンガリー人建築家ラースロー・トートの物語。映画ではキャストの多くが特殊メイクを装着したそうだが、この度トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』に出演したエイドリアンが、特殊メイクにまつわるエピソードを明かした。
「メイクアップアーティストたちは、大勢に特殊メイクを装着させなくてはいけなかった。可笑しいんだけど、皆忙しいうえに、未確定要素が多い作品で、初めて会うスタッフに担当してもらったんだ。そうしたら僕の身体中から人工装具を取り外しているときに、ある女性が忙しく僕の鼻に溶剤を塗ってきた」とコメント。
せっせと作業を続ける彼女に、エイドリアンが「鼻を取り外そうとしてる?」と確認したところ、彼女はまさに、彼の自鼻を取り除こうとしていたことを認めたそう。彼女は謝って、「日記に書かせてもらう」と話し、エイドリアンも快諾。「そして今、僕のトーク番組用のレパートリーになったわけ」と笑顔で明かした。
エイドリアンは同じくユダヤ系アーティストを演じた『戦場のピアニスト』で、史上最年少の29歳にしてアカデミー主演男優賞を獲得。この記録は今も破られていない。『ブルータリスト』は今年、エイドリアンの主演男優賞をはじめ、作品賞など10部門にノミネートされている。
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