松山ケンイチ、『クジャクのダンス』広瀬すずが生み出す“間”に「心地よさを感じています」
金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』場面写真 (C)TBSスパークル/TBS
――本作は“信じる”ことがキーポイントかと思いますが、松山さん自身が何かを信じるときに特に大切にされていることは?
松山:直感ですかね。1人でやっているものに対しての最適解はもしかしたらあるかもしれませんが、チームでやっているときの最適解というのはなかなか分からなくて。皆さんが作り上げていく世界観の中でどう動いていくのかは、理屈抜きでやるようにしています。飛び込んでみないと分からない部分もありますしね。だから最初のほうは「松風はこういうキャラクターでいきます」という答えが欲しかったんですよ。そのほうが安心できますし。でも、だんだんそのときの直感でやっていくようになっています。
――第3話の見どころを教えてください。
松山:心麦と松風のバディがここから先も一緒にやっていけるのか、本当に真犯人を見つけることができるのか確認する回になっています。心麦の「絶対に犯人を見つける」という意思の強さみたいなものを感じることができるかなと。それは松風自身も蓋をしてしまっている部分があるので、自分とは全く違うもがき方をしている心麦を見て、自分はできなかったからこそ、心麦の意志を尊重したいというところから1話がスタートしていて、3話ではその思いがより強くなっています。次から次へとさまざまな事件が起こるので、より考察が進むんじゃないかなと。僕も考察していきたいなと思うので、ぜひ一緒に楽しんでいただけたらうれしいです。
金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』は、TBS系にて毎週金曜22時放送。

