村上春樹の連作短編を連ドラ化&4.5放送開始! 岡田将生、鳴海唯、渡辺大知、佐藤浩市が各話主人公に
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■脚本・大江崇允
このドラマは登場人物たちの心の『何かが揺れてしまった』後を描いています。知っていたはずの世界がある時を境に知らない世界に見えてしまった、そんな奇妙な肌触りが画面に映っています。
僕はあの地震を大阪で経験しました。あれから三十年、心の方はどう変化してきたのか。ご覧になった方が、何かこの三十年を思う時間になれば幸いです。
■演出・井上剛
〈連作〉だから描ける物語がある。
一見関わりのない個々の物語が、地震(や巨大な暴力)のような大きな揺れのあと、それと知らず連なって震えている。連帯ではなく、たまたま共振するような小さな救い。本作品から感じられたら嬉しいです。阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件の〈揺れのあと〉を描いた村上春樹さんの原作から30年。思えば何かのafterは次の何かのbeforeでもあると知った30年…。今そこを描いてみたい、連作で! 新たなムラカミワールドを目指しました、よろしくお願いします!