高橋文哉、犬を迎えるため幼少期に固めた決心に共演者も驚き

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俳優の高橋文哉、西野七瀬が20日、都内で開催された映画『少年と犬』完成披露試写会に出席。キャストはそれぞれの犬にまつわる思い出を語り、髙橋は幼少期に犬を迎えるために決めた覚悟で、キャストを驚かせた。
【写真】さくらと見つめあう姿がかわいい高橋文哉
本作は、震災により職を失い仙台で生活を送る中、犬の多聞(さくら)と出会う青年・中垣和正(高橋)、悲しい秘密を抱えながら多聞により命を救われる滋賀に住む女性・須貝美羽(西野)らが織りなす感動のドラマを描く。この日は、共演した伊藤健太郎、伊原六花、斎藤工、瀬々敬久監督、そしてさくらも登壇していた。
犬との思い出があるか尋ねられた西野は、小さい時から実家に犬がいたと言い「私が一番に帰ってくるので、家は誰もいない状態なんですけど、帰って、その犬をケージから出して。冬だとストーブを点けて、2人でストーブの前で温まるっていうのは、私の学生の時の冬の日常として、すごく今もよく覚えていて」とコメント。
ストーブ好きな犬だったそうで「私も、外から帰ってきたら家が冷たいので。(ストーブを)点けて、2人でジーっとやっていたのを覚えています」と懐かしみ、斎藤に犬種を聞かれるとミニチュアダックスフンドだと明かしていた。
一方の高橋も、生まれたときから実家に犬がいたものの、小学校低学年ほどの時に亡くなってしまったと語り「やっぱり、ちっちゃい頃からワンちゃんが家にいたので。欲しい!ってなったんですけど、僕もまだ8歳とかだったので、『じゃあ、10歳になったら』みたいな話を親にされまして」と犬をねだったことを回想。
世話をするという言葉だけではなく、誠意を見せるように言われたとしたうえで「10歳から20歳までの誕生日とクリスマスプレゼントは、もう何も要らない」「だからこの子を家に迎えさせてくれ」と強い決心で犬を迎えたことを明かし、キャストを驚かせた。
再び犬種を知りたいと斎藤が質問すると、高橋はマルチーズとトイプードルのミックスだと言い「鼻が白くてかわいいんですよ」と笑顔。西野は「覚悟を決めたんですね」と、幼き日の高橋を称賛し、高橋は「子どもなりの覚悟が、プレゼントを捧げることだったんでしょうね」「僕の宝物で、ずっとまだ実家にいてくれていますね」と話していた。
映画『少年と犬』は3月20日公開。