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麻生久美子×塩野瑛久 日韓共同制作ドラマ『魔物』4月放送決定 愛と欲望をセンセーショナルに描く

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ドラマ『魔物』に出演する(左から)塩野瑛久、麻生久美子
ドラマ『魔物』に出演する(左から)塩野瑛久、麻生久美子(C)テレビ朝日・SLL

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 テレビ朝日と韓国のスタジオ・SLLが共同で制作するドラマ『魔物』が、4月期よりテレビ朝日系にて放送されることが決定。主演は麻生久美子、共演には塩野瑛久が発表された。

【写真】麻生久美子、ドラマ『unknown』ではセーラー服姿も披露していた

 『梨泰院クラス』『夫婦の世界』『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』『財閥家の末息子』『今、私たちの学校は…』『39歳』『私の解放日誌』など、数々の世界的ヒットドラマを生み出し、昨今のKドラマブームをけん引している韓国でグローバルに話題のIPを多く制作し、エンターテインメントを席巻するスタジオ・SLL。テレビ朝日では、SLL制作により韓国で大ヒットした『梨泰院クラス』の日本版『六本木クラス』を2022年に制作、日韓共に成功をおさめたことをきっかけに、2024年5月、ドラマを中心としたグローバルコンテンツの企画開発に関する協業協定をSLLと締結。同年7月にはSLLの大ヒット作『SKYキャッスル』を日本オリジナル版としてリメイクした。

 そしてこの春、ついに日韓共同制作によるオリジナルドラマが誕生。SLLからは原案、監督、プロデューサーらが参加。すでにある原作をリメイクするのではなく、韓国のトップクリエイターによる原案を日本側がシナリオへと昇華する。SLLとテレビ朝日のドラマ制作陣が双方の経験やノウハウ、アセットを持ち寄り、ワンチームとなってのオリジナルドラマ制作が実現した。

 本作は、不倫、DV、セックス…など愛と欲望にまつわる過激なテーマと、満たされない人間たちの歪んだ人間模様を美しい映像とともに描く禁断の問題作。主人公・華陣あやめ(かじん・あやめ)は実力ゆえ将来を嘱望されながらも孤独を抱えて生きる美しき女性弁護士。彼女は誰にも属すことなく歩んできたからこそ、“弱さ“を武器にする女性をどこかで軽蔑してきた。ある日、そんな彼女の前に、美しく魅惑的な男、源凍也(みなもと・いてや)が現れる。実は、彼は“愛=所有”と信じる、危うさをはらんだ人間。従順な妻もいますが、凍也には妻に対するDV疑惑がちらつくばかりか、有名大学教授殺人事件の容疑がかかり…。そして、その事件をきっかけに、《誰にも属したことがない孤独な女・あやめ》と、《激情を秘めた危険な男・凍也》という本来なら決して交わるはずがない2人が本能的に強く惹きつけられ、許されない恋に堕ちていくことに――。

 メガホンをとるのは、2013年、『主君の太陽』で大ヒットを飛ばし、その後も『青い海の伝説』、『シーシュポス:the myth』などを手がけ、2024年には『オク氏夫人伝-偽りの身分 真実の人生-』で韓国にて最高視聴率13.6%を記録し、韓国時代劇をグローバルでも高い評価に導いたチン・ヒョク氏。さらに、『大豆田とわ子と三人の元夫』(関西テレビ・フジテレビ)をはじめ、『クレイジークルーズ』『七夕の国』など、NetflixやDisney+(ディズニープラス)でも大型映像作品を手掛ける瀧悠輔も監督を務める。

 脚本は、『H2~君といた日々~』(TBS)、『ゴシップ♯彼女が知りたい本当の〇〇』(フジテレビ)、『後妻業』(関西テレビ・フジテレビ)のほか、Kドラマの名作『星から来たあなた』のリメイクを手掛けた経験も持つ、関えり香が担当。

 主演は、話題作からのオファーが引きも切らない実力派・麻生久美子。『時効警察』シリーズ(テレビ朝日)ではコメディエンヌぶりを発揮、『MIU404』(TBS)では機動捜査隊長役でクールな存在感を示すなど、幅広い役柄を自在にこなしてきた麻生。近年では『unknown』(テレビ朝日)で吸血鬼の美魔女、連続テレビ小説『おむすび』(NHK)でヒロインの母を演じ、俳優デビュー30周年を迎えて変わらぬ透明感を放ち続ける彼女が、本作では禁断の愛に身を焦がす孤高の弁護士という最高に大胆な役柄に挑む。そして、ヒロインを翻弄する男・凍也を演じるのは、大河ドラマ『光る君へ』(NHK)で一条天皇を演じ、大ブレイクを果たした俳優・塩野瑛久。『無能の鷹』の残念キャラとはまったく異なる、甘くて危険な“美しき怪物”の激情と衝動を全力で表現、新たな境地を見せる。激しく求めあうあやめと凍也の愛を表現するため、本作ではインティマシーコーディネーターを導入。初共演の2人が美しくも濃厚なシーンに臨む。

 クランクインを前に、このほど麻生、塩野が2人そろって意気込みを披露! 日韓共同制作によるオリジナルドラマである本作からのオファーに、麻生は「韓国ドラマは大好きでよく拝見しているので、お話しをいただいてまずワクワクしました。私で大丈夫かな、というプレッシャーも感じましたが、とにかくワクワクしっぱなしで、“絶対にやらせていただきたい!”と思いました」と快諾したことを打ち明けた。

 一方の塩野は、韓国のクリエイターが綴った詳細なプロットに驚いたと明かし、「日本には“月がきれいですね”のように遠回しに意味を表現する文化がありますが、プロットから細部にわたって丁寧に描き込むのは、日本とは違う制作スタイルだなと感じ、とてもワクワクしました。ストレートに感情をむき出すようなセリフや展開もあり、それを韓国式に撮影すると、どういう化学反応が起きるのか…。今から楽しみです」と、同じく“ワクワク”という言葉を使って日韓混合チームの撮影に期待を寄せた。

 麻生はまた、「チラッと見えた横顔がキレイすぎて、まともに顔が見られなくて…(笑)」と、塩野の美ぼうに圧倒され続けていることも告白。そんな塩野演じる凍也と禁断の恋に堕ちていく役柄に、「私にとって今までにないチャレンジ。どんな感じでどこまで突き進んでいいのか、自分がどんなふうになってしまうのかわからなくて…。楽しみな反面、ちょっと怖いなと感じる部分もあります」と踏み出す心境を吐露しつつ、「脚本が本当に素晴らしいので、見て損はありません! 絶対に面白い作品になるなという予感がしています」と作品の魅力を力強くアピールした。

 塩野も「麻生さんには、共演する俳優陣が骨抜きになってしまうイメージがあります。でもその気持ちがよくわかる…。とてもフラットに接してくださいますし、居心地がいいので素敵なチームを作れる予感があります」と照れながら印象を語ったほか、「僕にとってもチャレンジングな役。作品の世界観に飛び込むつもりで挑みたい」と決意をみなぎらせた。

 ドラマ『魔物』は、テレビ朝日系にて4月18日スタート。毎週金曜23時15分放送。

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