面白かった「2025年冬ドラマ」ランキングTOP10
■3位 『相続探偵』(得票数157票)
赤楚衛二
赤楚衛ニが主演を務めた『相続探偵』(日本テレビ系)は第3位。本作は「相続」というテーマに特化した斬新なヒューマンミステリー。元弁護士の探偵・灰江七生(赤楚)を中心に、医学部休学中のアシスタント・三富令子(桜田ひより)と元科捜研のスーパーエース・朝永秀樹(矢本悠馬)が難解な相続ミステリーをコミカルかつ痛快に、時に大真面目に解決していく。
『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』シリーズ(TBS系)や『ケイゾク』(TBS系)などを手がけた脚本家・西荻弓絵による同名コミックが原作で、今回のドラマでは原作者の西荻が自ら脚本を執筆。終盤では、灰江の過去や複雑な境遇も描かれ、実の父親にして法曹界の重鎮・地鶏健吾(加藤雅也)が“ラスボス”として登場し視聴者の胸を熱くさせた。
本作には「相続という地味で難しい題材なのにここまで面白くなるとは意外でした」「原作では描かれていないお話まで拝見することができて、毎週の楽しみでした!」「終盤のシリアスさにグッと引き込まれてます!」などの感想が集まっていた。
■2位 『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(得票数301票)
香取慎吾
第2位にランクインしたのは、香取慎吾が主演を務め志尊淳と共演した『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系)。本作はテレビ局を追われるように退職し、区議会議員選挙への当選を目指して再起を図る主人公・大森一平(香取)と、彼がイメージアップのために同居することにした義弟・小原正助(志尊)&子どもたちの日常を描く“選挙&ニセモノ家族ドラマ”。一平が正助たちとの暮らしを通じて、家族をめぐる問題と真剣に向き合うようになり、やがて本気で社会を変えようと立ち上がる姿を、笑いあり、涙ありの展開で活写した。
終盤では急展開を迎え、区議会議員選挙への当選を目指していた一平が、街を守るために区長選挙に立候補。最終回には、視聴者を驚かせるような痛快などんでん返しも展開された。毎回、一平がさまざまな社会問題と向き合っていく姿をコミカルかつ真摯(し)に描き続けた本作についてアンケートでは「回を重ねるにつれて右肩上がりで面白くなる作品で、予想外に社会派ドラマでした」「最終回11話と10話の見応えがすご過ぎました!」「とにかくおもしろい! 勉強にもなる! 大どんでん返しが凄まじい!」といった声が届けられた。