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『探偵!ナイトスクープ』急逝したラグビー少年の夢を母が叶える大反響回をTVerで再配信

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『探偵!ナイトスクープ』「亡き息子リョウスケの夢」より
『探偵!ナイトスクープ』「亡き息子リョウスケの夢」より(C)ABCテレビ

 大きな反響を呼んだ『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ/毎週金曜23時17分)の放送回「亡き息子リョウスケの夢」が、TVerにて再配信が始まった。

【写真】リョウスケくんの代わりに東福岡高ラグビー部で奮闘する大上直美さん

 「亡き息子リョウスケの夢」は、当時52歳で兵庫県に在住の大上直美さんから届いた依頼がきっかけだった。「昨年10月、私の14歳の息子リョウスケが不慮の事故で亡くなった。リョウスケは稀代のラグビーバカだった。幼稚園からラグビーを始め、本気で日本代表になる目標を立て、そこへ向けての将来設計を小学1年の頃からしていた。中学生になってからは、全国屈指のラグビー部名門校、『ヒガシ』こと東福岡高校を目指して体力作りにも精を出していた。しかし、それがある日突然、ぷっつり終わってしまった」。

 「呆然と何をしていいのか分からない日々。それからリョウスケの残したものを整理していくうちに、私はふと思った。『リョウスケになりたい』と。リョウスケになって、リョウスケが目指していた『ヒガシ』へ行きたい。リョウスケとしてグラウンドに立ち、リョウスケと仲間になっていたかもしれない部員たちと共に練習をする。そんなリョウスケの追いかけていた夢の一つを叶えたいのだ」。

 「私はスポーツ全般がかなり不得意な、運動オンチのおばちゃん。応援こそしていたものの、リョウスケがラグビーへかける想いを全て分かっていたとは言えないと思う。しかし、リョウスケになれば、きっとその情熱だって分かるはず。一緒に『ヒガシ』へ行って、私をリョウスケにしてもらえないだろうか」。

 リョウスケ君のお母さん・大上直美さんからの依頼を受け、番組スタッフが東福岡高校に連絡。バラエティー番組の取材は通常は断っているという東福岡高校だったが、依頼文を読み特別に許可を出した。

 リョウスケ君の父、姉とともに東福岡高校を訪れたリョウスケ君のお母さん。ユニフォームに着替えたお母さんは、「リョウスケ」として部員たちに迎えられた。ラグビーのパスにはじまり、走り込みやタックルなど容赦ないハードな練習に息を切らしながらも「楽しいです」と笑顔のお母さん。仲間とともにボールを前へ前へと運ぶラグビーの楽しさに触れ、リョウスケ君がなぜあれほどまでにラグビーを愛し、東福岡高校を愛したのかを理解できた瞬間だったという。

 そして、ナイトスクープをきっかけに、リョウスケ君と東福岡高校との“縁”が生まれ、今年春、高校入学を果たしているであろうリョウスケ君を、東福岡高校ラグビー部が「部員」として迎え入れた。

 『探偵!ナイトスクープ』「亡き息子リョウスケの夢」は、TVerにて配信中。

※リョウスケくんのお母さんのコメント全文は以下の通り。

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<コメント全文>

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