児童養護施設育ちのイケメンクリエイター、壮絶生い立ちにダイアン津田も称賛「優勝でええやん」

男女の生々しい本音が暴かれる、過酷な婚前合宿サバイバル番組『ウェディングウォーズ』(ABEMA)の第2話が6日に放送。第2話では、お題となる競技に挑戦し最下位となったカップルが脱落となる第1回脱落デスマッチが行われ、1組のカップルが脱落決定。さらに、他メンバーからも“理想の結婚相手”と一目置かれる男性メンバーの壮絶な過去が明かされ、参加カップルやスタジオMC陣が思わず涙する展開となった。
【写真】壮絶な生い立ちを明かしたイケメンクリエイター・大野くん
『ウェディングウォーズ』は、結婚を前提に交際をしている8組のカップルが、過酷な合宿生活の中でお互いの“愛を試す”熾烈なミッションに挑み、結婚資金1000万円の獲得を目指す婚前合宿サバイバル番組。貯金ゼロ、浮気、無職、性の不一致など、さまざまな事情を抱えている“訳ありカップル”8組が、“結婚とは何か?”を学ぶ宿舎にて、10日間の婚前合宿を行う。お互いの愛と絆を確認するサバイバルミッションは泥道での500m走や、高性能な嘘発見器で本心を炙り出す質問を行うなど多岐にわたり、最後まで勝ち抜いた1組は結婚資金1000万円を獲得することができる。そしてミッションの順位に応じて“ウェディングコイン”が付与され、カップルたちはそのコイン数に応じたクラスに別れて共同生活を行い、決められた金額の生活費で生活を乗り越えなければならない。
第1回脱落デスマッチにより、ムン・るいカップルの脱落が決定して一夜明けた合宿4日目の朝食では、号泣するメンバーが多発するまさかの展開に。思いがすれ違ってしまうひろむ・みずほの会話から、「怒られてる時、俺記憶飛ぶんだよね」「防衛本能として避け続けた結果が今の状態になってる」語ったひろむに、“国際恋愛コーチ”の肩書きを持つサユリは「避け続けた結果、自分の最愛の人を失うよ?」と叱る。ひろむは「みずほはみずほで感情のコントロールが結構苦手というか、怒りの感情が強いから」と続けますが、みずほは「それを先に言われるのがすごく嫌なの」「私はわかってるの。自分がそれができないってことは」「毎回言ってるよね、それやめてって」と涙ながらに反論した。そんなみずほの姿に、鈴木は「かなり追い詰められている感がありましたよね…心配ですよね」と、ひろむとの行く末を案じていた。
そんなみずほとひろむのやりとりに共感したのか、さやかの目からも涙が溢れるというしんみりとした空気の中、大野くんは0歳から18歳まで児童擁護施設で育ったと自らの生い立ちを語りはじめる。大野くんは「小学校3年生の時に父親の顔が見てみたいっていう好奇心で母親にそれを言った」「母親は僕が家族としてやり直したいと思ってると思って、父親と連絡を取り始めた。また3人でやり直そうって言われたけど、僕はそれを断った」と、複雑な家庭環境を明かした。その後母親との関係が悪化し、「陸上をはじめてすぐに賞をとって新聞に載って、それを見た母親から手紙が届いた」と続けた大野くんは、その手紙には『今すぐ部活を辞めてほしい』『あなたのせいで私の人生が狂わされる』『あなたを産まなければよかった』と書いてあったと告白。
衝撃的な内容に一同が息をのんで耳を傾ける中、「そういう経験が自分を強くしてくれた」「向き合い続けたら強くなれるはずなんですよ。人に優しくできるはずなんですよ」とメンバーたちに語った大野くん。そんな大野くんの母に対し、彼女のかおこは「感謝してます。産んでくれたし」と語り「辛い経験をしたからこそ、今の彼がいるし…」「人生ごと好きだから。大野くんの経験してきたことも、向き合ってきた大野くんの考えとかも、丸ごと大好きだから」と涙を流しながら語り、一同号泣の朝食シーンとなった。視聴者からは「こんな感動させられるとは…」「今年イチ泣いた」「幸せになってほしい」といったコメントが続々と投稿され、スタジオでは森香澄が思わず涙する中、津田も「大野くん・かおこカップルに“津田コイン”を渡してきていいですか?」「優勝でええやん」とコメントしていた。
早くも1組のカップルが脱落するという波乱を迎えながらも、メンバー同士の絆が深まりを見せはじめた第2話は、ABEMAで無料で見逃し配信中。