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“時は何も癒さなかった” 『28年後...』バイオハザードマークが怒りの目に重なる特別ポスター完成

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映画『28年後...』28年後の世界を警告する特別ポスター
映画『28年後...』28年後の世界を警告する特別ポスター

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ダニー・ボイル

アレックス・ガーランド

アーロン・テイラー=ジョンソン

 ダニー・ボイル監督、アレックス・ガーランド脚本による映画『28年後...』より、起こり得る終末世界を暗示した特別ポスターが解禁された。

【写真】28年後の<感染者>の姿 『28年後...』フォトギャラリー

 本作は、アカデミー賞監督ダニー・ボイルとアカデミー賞ノミネートの脚本家アレックス・ガーランドがタッグを組み、徹底したリアリティーと臨場感を追求して描いた<人間>と<感染者>の命がけのサバイバル・スリラー。超自然的な生き返った死体<ゾンビ>ではなく、ウイルスに感染して凶暴化した<生きる人間>たちの物語を描く。

 人間を一瞬で凶暴化させるウイルスがロンドンで流出し、多くの死者を出した恐怖のパンデミックから“28年後”…。今もなおイギリス本土ではウイルスが蔓延し、人間としての理性を失った凶暴な感染者で溢れ、感染を逃れたわずかな<人間たち>は強制隔離を余儀なくされている。

 命を守るため海を隔てた小さな孤島に逃れた<人間たち>は、見張り台を建て、武器を備え、身を潜めて暮らしていた。ある日、島で暮らす主人公ジェイミー(アーロン・テイラー=ジョンソン)と、島から一度も出たことがない12歳の息子スパイク(アルフィー・ウィリアムズ)は、ある“極秘任務”を実行するため島の外へ向かい、“人間が人間ではなくなった”感染者だらけの恐怖の世界に足を踏み入れていく――。

 解禁となった特別ポスターでは、『28日後...』『28週後...』のポスターと同様に、人間の血を想起させる印象的な赤をキーカラーに、バイオハザードマークの意匠が引き継がれている。さらに、怒りに満ちた大きく見開かれた目、黙示録の炎によって焼き尽くされたかのような地上に立つ9人の感染者、そして「時は何も癒さなかった」というコピーが、28年という歳月を経てもなお、この世界が深い苦難に包まれていることを示唆している。

 そんな本作で描かれる28年後の世界について、脚本家のアレックス・ガーランドは、「感染によって隔離され、事実上見捨てられた国では何が起こるのだろうか? それは現実を見れば分かる通りで、国家が崩壊すると冷酷で実利的で、弱肉強食の世界になっていく」と、未だ恐怖の続く世界を作り上げたことを語る。

 本作で描かれる物語は、世界的パンデミックを経験したわれわれ人類に向けられた“黙示録”なのか? 絵空事ではない28年後の世界を劇場で目撃したい。

 映画『28年後...』は、6月20日より全国公開。

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